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大反響呼んだ中村憲剛と川崎の18年を紐解く映画、11日から全国イオンシネマでついに公開

2022.02.07

[写真]=野口岳彦

 2020年限りで現役を引退した中村憲剛。そのキャリアを振り返る映画『ONE FOUR KENGO THE MOVIE ~憲剛とフロンターレ 偶然を必然に変えた、18年の物語~』が2021年11月に公開された。

 中村が18年間のプロキャリアを捧げた川崎の地で、当初は2週間の公開だったが、反響が反響を呼び、公開期間が延長。さらに2月11日からは明治安田生命保険相互会社協賛のもと、全国のイオンシネマ26劇場とドライブインシアター3会場で公開されることになった。


 全国公開について中村は「最初、『冗談でしょ?』と言いましたから」と笑いながらも「クラブ、関係者の皆さん、Jリーグの村井満チェアマン、タイトルパートナーの明治安田生命さん、トップパートナーのイオンさん…。いろいろな方に感謝したいです。僕一人の映画ではないんです」と話す。

 映画は中村憲剛の幼少期からの選手ヒストリーと重ね合わせるように、川崎フロンターレというクラブの成長や、川崎市民の関わりも丁寧に描かれている。決して川崎サポーター、中村憲剛ファンだけが満足、没入するだけの内容ではなく、Jリーグ各クラブのサポーターや、サッカー好きも自分事化して、学びをたくさん得られる内容になっている。

「『フロンターレがこうやってきたから』をひけらかすつもりはありません。ただ、こういうクラブがあるという事実を見てもらいたいです。そして、自分ごとに置き換え、照らし合わせ、どう進んでいくか。観ていただいた皆さん、一人ひとりが好きなクラブ、好きな選手に置き換えて、考えるきっかけになればいいですね」

 映画を観た人はぜひSNSで『#ONEFOURKENGO』を付けて投稿をしてほしい。本人もハッシュタグはチェックしているそうで、「どういう感想になるか、すごく興味深くて。いろいろな形があると思います。多くの方に見ていただけるチャンスですし、忌憚のない感想を」と、映画を通じてサッカー文化の発展を望んでいる。

ONE FOUR KENGO THE MOVIE ~憲剛とフロンターレ 偶然を必然に変えた、18年の物語~

【作品内容】
日本中が日韓ワールドカップに沸く2002年の夏、一人の無名の大学生が、観客も記者もほとんどないJ2のサッカークラブの練習に参加していた。そこから始まる18年間の物語。中村憲剛川崎フロンターレは、何を信じて、何を目指して、これまで歩んで来たのか?
30名を超える関係者へのインタビュー、そして現役最後の2カ月間に密着した映像と共に紹介します。クラブ初の公式ドキュメンタリー映画です。

【公開期間】
2月11日(金)~
※劇場によって、公開期間や放映回数が異なりますので、詳細はイオンシネマHPをご確認ください。

【公開劇場】
<北海道>イオンシネマ旭川駅前
<宮城県>イオンシネマ石巻
<山形県>イオンシネマ天童
<群馬県>イオンシネマ高崎
<茨城県>イオンシネマ守谷
<埼玉県>イオンシネマ川口
<東京都>イオンシネマ板橋
<千葉県>イオンシネマ市川妙典、イオンシネマ幕張新都心
<神奈川県>イオンシネマ新百合ヶ丘、イオンシネマみなとみらい
<新潟県>イオンシネマ新潟南
<石川県>イオンシネマ金沢フォーラス
<長野県>イオンシネマ松本
<岐阜県>イオンシネマ各務原
<愛知県>イオンシネマ大高、イオンシネマ名古屋茶屋、イオンシネマワンダー
<京都府>イオンシネマ京都桂川
<大阪府>イオンシネマシアタス心斎橋
<岡山県>イオンシネマ岡山
<広島県>イオンシネマ広島西風新都
<香川県>イオンシネマ高松東
<愛媛県>イオンシネマ今治新都市
<佐賀県>イオンシネマ佐賀大和
<福岡県>イオンシネマ福岡
(以上26劇場にて)

【ドライブインシアター会場】
2月12日(土) イオン市川妙典
2月12日(土) イオン海老名
2月19日(土) イオンモール名取

詳細な公開日時はイオンシネマ公式HPから

【協賛】
明治安田生命保険相互会社

【制作・著作】
株式会社川崎フロンターレ
株式会社Jリーグ

【制作】
株式会社バスコム
ドローイングアンドマニュアル株式会社

【提供・協力】
株式会社Jリーグ

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