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中田英寿、カズと「1試合契約で開幕戦ベンチに」約束あったと明かす 直オファーでラジオ共演実現

2020.06.12

収録時の様子

 中田英寿がナビゲーターを務めるJ-WAVEのラジオ番組『VOICES FROM NIHONMONO』の13日放送回に横浜FC所属のFW三浦知良が収録ゲストとして出演することがわかった。

 カズの出演は中田が、新型コロナウイルス感染拡大の状況下で、「先の見えないスポーツ選手が、どういう考えのもとにトレーニングをしたり、メンタルを保つのかを疑問に思っていて、これを聞くのに誰がいいかなと考えた時に、カズさんしかいないと思って」と、中田からのオファーで実現。

 公式戦延期が決まった2月末から、緊急事態宣言下、再開に向けてのチームや個人の活動について中田の質問にカズが答える形で進行。その中で、シーズン前にカズと中田の間で交わされた約束のエピソードを語った。

 中田はカズと昨年末の食事会で同席した際に、「僕、カズさんに『J1に上がったんだったら、最初の試合のベンチには入れてね』って言ったじゃないですか。オファー来なかったですよ」と、約束が反故にされたことを“暴露”する。カズは「だって、俺が(ベンチに)入っていないから(笑)。それでヒデだけいたら、おかしいし、浮いちゃう」と、いい関係性があることをうかがわせる返答。

 中田は「13年ぶりですかね、(カズが)J1に上がったのが。その最初の試合で、ベンチに一緒に並んで入りたかったんですよ。その1試合のために契約をして入りたかったんです」と、かなり具体的に“現役復帰”を検討していたことを明かした。中田は別エピソードの会話時も「(サッカーを)たまにやりたいと思うようになった」とコメントしており、意欲が芽生えているのかもしれない。

 番組では他にも、中断期間中にカズが家族とどう過ごしていたか、“偏食”の中田を気遣うカズとの食エピソードトーク、クラブやサッカー界の経営、金銭面での事情、今後の2人の約束についてなど幅広く、日本サッカー界のレジェンド2人による話が聞ける濃密な時間となっている。

 中田がナビゲートしているプログラム『VOICES FROM NIHONMONO』は、中田が日本各地で出会った文化、工芸、農業、食など、その土地でしか出会えない日本の本物「にほんもの」の声を届ける番組。

 カズをゲストに招いての放送は、J-WAVE(81.3FM)にて13日22時から放送される。

By サッカーキング編集部

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