株式会社オートバックスセブンが主催する『D-Soccerオートバックスカップ2019』が7月28日にキャプテン翼スタジアム戸田で開催された。
同大会は最新ドローンスポーツ「D-Soccer(ディーサッカー)」とフットサル大会を掛け合わせた催し。D-Soccerの体験会およびデモンストレーションの実施と同時に、U-8とover40のフットサル大会を開催した。
「D-Soccer」とは、オートバックスセブンが韓国ドローンサッカー協会と連携し、日本国内の導入を開始した最新のドローンスポーツであり、球状のフレームに覆われたドローンを使用し、戦うチームスポーツ。区切られたフィールドにて、ドーナツ型のゴールにドローンを通すことで得点を競う。オフェンス用ドローン1機で得点を獲得しつつ、他の機でオフェンスの支援や自ゴールをディフェンス。スピードだけではなく、チームとしての連携などが求められる。
この日、イベントのゲストとして登場したサッカー解説者の松木安太郎さんと、タレントのJOYさんも体験会に参加。ドローンを操作することも初めてという松木さんは、「難しいところもありますけど、自由自在にできるようになったら面白いですね! 使うスペースも小さいので、お子さまも楽しめますね」と、すっかり虜の様子。
JOYさんも「子どもと大人が一緒になって、大人に勝つかもしれないという楽しさもありますよね」と同調すると、「サッカーとも絡んでいるという驚きと、思った以上に激しくて、観ていても楽しい」と話す。
「サッカーとも絡んで」という点では、「D-Soccer」を行っている横のコートでフットサル大会も。天気に恵まれたこともあり、午前中は子どもたちの元気なプレー、午後は40歳以上の人たちの溌剌なプレーも展開された。JOYさんは、「サッカーやフットサルが盛り上がることにもつながりますし、全部が相乗効果で上がっていったらいいですね」と、今後の拡大にも期待を寄せている。
「D-Soccer」に用いたドローンは、オートバックス.comで8月中に販売開始予定となっているが、この大会では入賞チームに小型ドローンが贈られるなどした。「小さい体験型のドローンも、自分の家で練習がてら楽しめそう」(松木さん)
サッカーを楽しみつつ、新しい世界にも触れることのできるイベントが今後増えることで、多くの人にサッカーを知ってもらう機会にあふれることを期待したい。