もう一つの2020！　フットゴルフW杯が2020年に日本で開催！

　フットゴルフの第4回ワールドカップが2020年10月に日本で開催されることが、国際フットゴルフ連盟と一般社団法人日本フットゴルフ協会から発表された。

　2009年の誕生から急速に世界で普及しているフットゴルフの世界No.1決定戦が日本にやってくる。W杯はこれまで2012年にハンガリー、2016年にアルゼンチン、2018年はモロッコで行われてきた。回を重ねるごとに参加国数も増え、ハンガリー大会では欧州を中心に7カ国だったが昨年のモロッコ大会では32カ国が参加。日本からは元なでしこジャパンの丸山桂里奈氏や元鹿島アントラーズの阿部敏之氏もプレーするなど、出場選手も約500名という規模まで発展しており、来年の日本大会でも同規模での実施が見込まれる。

　2020年といえば、同年夏の東京オリンピック・パラリンピックというスポーツの祭典に注目が集まるが、W杯は10月に実施。同協会でも国内でのスポーツ熱が落ち着いた頃にフットゴルフ最大のイベントを催すことで、さらなる普及に努めたい考えだ。同協会の公式アンバサダーを務めるサッカー漫画『キャプテン翼』の原作者・高橋陽一さんも、日本開催決定に「オリンピック、パラリンピックと共にこのフットゴルフW杯も人々に認知され、大いに盛り上ることを期待しています」と話した。また一般社団法人日本フットゴルフ協会松浦新平会長は「これを期にフットゴルフが国内でブームになれば！」と熱く語った。

　W杯の大会フォーマットや詳細、また日本代表選考などについては順次発表されるとのこと。2020年秋にこの大会が行われることで、日本のスポーツファンは「五輪ロス」にならずに済みそうだ。