「ユヴェントスアカデミー東京」のイベントに参加したマルキージオ [写真]=野口岳彦
ユヴェントスに所属するイタリア代表MFクラウディオ・マルキージオが来日し、同クラブのサッカースクール「ユヴェントスアカデミー東京」が主催するイベントに登場した。
6月1日、「ユヴェントスアカデミー東京」はマルキージオの来日に合わせて東京都江東区豊洲のフットボール複合施設『MIFA Football Park』にて、アカデミー会員向けのサッカークリニックを実施。約40人の少年・少女が参加した。

子どもたちに迎えられるマルキージオ [写真]=野口岳彦
会場に姿を現したマルキージオは笑顔でサインをしたり写真撮影に応じ、「今日はみんなに会えて嬉しいよ。みんな白と黒のユニフォームを着ているからすごくかっこいいね。みんなで楽しくサッカーをしよう。オーケー? 楽しくやろう」と挨拶。子どもたちは「グラッツェ(イタリア語でありがとう)」と返した。

まずは子どもたちの前で挨拶 [写真]=野口岳彦
クリニックでは子どもたちのプレーを見守ったり、シュート練習の際にはGKを務めて好セーブを披露。「来シーズンは(ジャンルイジ)ブッフォンがいなくなるから、僕か(ヴォイチェフ)シュチェスニーのどっちかだよ」とジョークを飛ばした。

シュート練習でGKを担当 [写真]=野口岳彦
また、「少年時代はとにかく点を取るのが好きだった」というマルキージオは、ゲーム形式の練習で豪快なヘディングシュートを披露。アシストをした少年と満面の笑みでハイタッチするなど、子どもたちとの触れ合いを楽しんだ。

ヘディングでゴールを決めた [写真]=野口岳彦
約1時間のクリニックを終えると、再び子どもたちや保護者一人ひとりに丁寧にファンサービスを行い、イベントは幕を閉じた。
写真=野口岳彦
■ユヴェントスアカデミー東京
2017年4月に開校した「ユヴェントスアカデミー東京」は現在、東京体育館フットサルコート(東京都千駄ヶ谷)、キャプテン翼スタジアム横浜元町(神奈川県横浜市)、前橋フットボールセンター(群馬県前橋市)、静岡産業大学藤枝キャンパス(静岡県藤枝市)を会場とし、ユヴェントスの育成哲学・指導法を学んだコーチが幼児(年中)から小学校6年生までを指導。月ごとに設定されたテーマを基にしたトレーニングは子ども達が夢中になって取り組み、かつ理解度・習得度を高める仕組みとなっている。
また、トレーニングは平日の夕方に実施しており、チームとしての登録は行わないため、地域のサッカークラブに所属していても入会できるのが特徴となっている。