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【清武弘嗣×山口蛍のオフ・ザ・ピッチ】スタイリングのこだわりは? デビュー年の髪型は「ヤバイ(笑)」

2018.05.15

[写真]=白井誠二

 ファッションブランドのイメージキャラクターや、『GQ』をはじめとしたファッション誌の表紙を、サッカー選手をはじめとしたアスリートが飾ることは、世界中でよく見られるようになりました。

 今回、メンズグルーミングブランド『CHAMBER OF CRAFTERS(チェンバーオブクラフターズ)』のブランドアンバサダーに就任したセレッソ大阪所属の清武弘嗣選手と山口蛍選手に、ピッチ上のお話しではなく、“オフピッチの話”として、それぞれのスタイリングのポイントを聞くとともに、これまで両選手の髪型を振り返ってもらいました。


インタビュー=小松春生
写真=白井誠二、Jリーグ、Getty Images
※取材日:4月29日

―――お互いのファッションスタイルの印象から教えてください。

清武弘嗣(以下、清武) 蛍は基本オシャレですね。でも、チームのみんなが個性を持っていて、オシャレな選手が多いです。

山口蛍(以下、山口) その中でも本当にオシャレなのは(杉本)健勇と山ちゃん(山下達也)だと思いますけど、二人のタイプも全然違いますね。でも、どの選手もクラブハウスに来る時は、オシャレをしてくる感じではないですよ。

清武 練習が朝9時30分からということで、7時過ぎには家を出発しないと間に合わないので、スウェットや帽子を着ることが多いです。逆にオシャレをしてきたら『今日、何かあるの?』っていう感じです。

―――本日はスタイリングがテーマということで、お二人がデビューしてから毎年の写真をご用意しました。まずはご自身の姿の感想から。

清武 いやー、髪が長いのは登竜門ですね。(2012年の山口選手の写真を見て)どうした、それ!?(笑)

清武弘嗣

デビュー2年目、2009年の清武 ©J.LEAGUE

山口蛍

2012年開幕時の山口蛍 ©J.LEAGUE

山口 (自分の写真をめくりながら)年々、男の顔になってきているなー(笑)。

―――山口選手は金髪と黒髪が年毎で交互に。

山口 当時は明るい色にしたいという気持ちがあったので。でも、変えるのは気まぐれですよ、本当に。

清武 今、チームのルールとして染めるのは無しなんです。染めたい気持ちを持っていた人もいたかもしれないですけど、今はいないと思います。

―――染めることによってピッチ上で目立つようになり、それがモチベーションになることもあると思います。

山口 昔は、あまり目立たないポジション柄、スパイクの色と髪の色で「目立つ」という気持ちもありましたね。

―――清武選手はあまり変化がありませんね。

清武 染めたい気持ちもありましたけど、パパなので(笑)。髪がすごく明るい色で子どもの参観日に行くわけにいきません。サッカー選手は見られる仕事でもありますし、「チャラチャラしていていいのか」と、他の親御さんは思うかもしれないので、思い切って明るくはできないですね。

―――奥様から注文があったりは?

清武 「染めようかな」って言ったら「黒で。そんなのしない方がいい」と言われたので「ハイ」と(笑)。

―――山口選手から見て、清武選手の写真で印象的なシーズンはありますか?

山口 やっぱりコレじゃないですか?(清武選手のデビュー年の写真を胸に構える)

プロ1年目、2008年の清武の写真を手に笑顔の山口

清武 これはヤバイ(笑)。かわいいですよね、18歳。10年前ですよ。

山口 めっちゃ、ストパー当ててるもん。

清武 今では考えないくらい、プレーも激しくて、若かったですね(笑)。セレッソに来て2年目くらいから短髪かな。

山口 (2014-15シーズン、ハノーファー在籍時の写真を指し)この感じが一番いいんじゃない?

清武弘嗣

2014ー15シーズン開幕時の清武 [写真]=Getty Images

清武 この時はけっこう髪が明るかったですね。

―――外国籍選手の服装などはいかがでしょう。

清武 僕は日本人の方がオシャレだと思います。ドイツ人選手はそこまで、でしたね。普通の服装です。スーツはめっちゃ似合いますけど(笑)。アフリカ系の選手は服装が系統も一緒で、みんな超オシャレです。

山口 たしかにそうですね。見た目に派手なものを付けていることが多いかな。

―――以前、ファッション誌のアンケートで清武選手はセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)が一番カッコいいと答えていました。

清武 トップレベルまでいくと、みんなカッコいいですよ(笑)。オーラもあるでしょうし、どこにいっても周囲が気づく存在なので、ちゃんと気を遣っている部分もあると思います。

―――山口選手がカッコいいと思う選手はいますか?

山口 昔からサッカー選手であれば、ミゲル・ヴェローゾ(ジェノア)が一番カッコいいと思っています。一時、その髪型を真似ていたりしました。

2008年、当時スポルティングに在籍していたミゲル・ヴェローゾ [写真]=Getty Images

―――今後、挑戦してみたい髪型はありますか?

清武 一生このままだと思います。坊主にしようかなと思うことも一時期ありましたけど、もういいかなと。色が今よりもっと黒になるくらいですね。

山口 俺は髪を伸ばすかもしれないです。あとはヒゲも蓄えたいんですよ。

清武 蓄える(笑)。ソウザくらい?

山口 イメージは。最近流行っているじゃないですか。そこまで伸びなければ、植毛するかも。

清武 めっちゃ考えてるやん(笑)。

―――最後はピッチ内のお話も少しだけ。お互いに期待していることを教えてください。

清武 蛍は今年からセレッソのキャプテンに改めてなったので、去年よりもチームのことを考えてプレーしないといけないと思います。そして、今はそれをしっかりと考えてやってくれていますし、示してくれているので、今まで通り、やってくれればと思います。チームのことをやりながら、自分のこともやるというのは、すごく大変なんですけど、それを見て、他の選手がしっかりと感じないといけないと思います。口数は少ないですけど、プレーで示していることは、みんなが感じていることなので、それをしっかり見て、僕たちも前に進んでいきたいと思います。

山口 一緒にピッチに立ってくれるだけで、俺的には充分だと思っています。試合の中でもいてほしいところに必然的にいてくれるので、僕から言うことはないですね。

清武 ハイ!わかりました!

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