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【Jリーグラボ】名波浩がファンサービスを語る「今シーズンは最後の挨拶はしない!」

 番組名誉MCであるジュビロ磐田の名波浩監督が登場し、番組視聴者からの質問に答えた。

 まずは「小学4年の息子を持つ父親です。息子は少年サッカーチームで得意の左足を武器にブイブイいわせているのですが、このまま左足だけ練習させておけばよいものでしょうか、それとも左右練習させたほうがよいでしょうか。そもそも名波さんは、右足はどれぐらい使えるのでしょうか。アドバイスをお願いします」という質問。

 名波監督は「(自分自身は)右足は使えないと断言してもよろしいですね」と回答。現役時代は「右足はつっかえ棒」と公言しており、ほぼすべてのプレーを左足でこなすのが真骨頂だった。ただ、「左右両足を練習させたほうがいいか」という質問に対しては「両足蹴れたほうが絶対いい」と答え、その理由を語った。

「現代サッカーでは左右両足とも流暢に蹴れるほうが、チームの推進力やスピードが高まるし、アイデアの部分もグッと広がったり速くなったりするから、それは両方のほうがいい。右足を50パーセント、左足を50パーセントで鍛えてアベレージ以上を求めるのか、左足90パーセント、右足10パーセントにして、研ぎ澄ますような特長を持った選手を目指すのかは、親じゃなくて本人が決断すればいいんじゃないかなと思う。自然になっていくと思う。『俺はこういうタイプだから左足を重視しよう』とか、『両足使ったほうがいい』とか、自分を客観視しながらやっていけばいいだけで、親が『両足使え!』とか言う必要はないと思います」

 続いては質問ではなく、「お互いを褒め合ってもらえますか」という要望。これに対して番組MCを務める北海道コンサドーレ札幌の野々村芳和社長は「お前すごいよね。(2017シーズンのホーム最終戦後の挨拶で)『俺についてこい』みたいなこと言ったんでしょ?」と問いかけると、名波監督は「社長にも『あんなこと言えるのはJリーグで名波浩しかいない。他の人が言ったらひんしゅくを買うだけだ』と言われましたよ」と答え、ここから話題は「ホーム最終戦の挨拶について」という方向に脱線していく。

「ホーム最終節の挨拶について語りたい。あれは必要ない。誰も得しない。ヨーロッパのサッカー先進国は一切やってないでしょ。最終節に限らず、試合後はサポーターところに挨拶には行くし、勝てばラインダンスなんかもやるから、それで十分。あの挨拶って誰が始めて、何の理由があるの? 締めくくりの言葉が聞きたいのであれば、クラブの公式サイトにあいさつ文を出しますよ。声が聞きたいなら動画を配信しますよ。いろいろやり方がある」

 熱く語る名波監督に対し、野々村社長が「サポーター席にいるのは、1年間ずっと応援している人たち。だから何らかのファンサービスはしたい」と言うと、名波監督の語り口調はさらに熱くなった。

「ファンサービスはいつもしています。やりたいのであれば、試合が終わった後や始まる前、ブースやピッチ内、いろいろなことができるから、やり方を変えればいい。挨拶がファンサービスとは思えない。だから今シーズン、最後まで(自分が監督を)やっていたら、絶対に喋らない。サポーターがコメントを出せと言うならば、動画配信か活字でやる」

 野々村社長は「そういうこと言うのがスゴい!」と感心すると、名波監督は即座に「その質問(『俺についてこい』と言ったんでしょ? という質問をして、挨拶についての主張を引き出したこと)がうまい!」と、最後は要望どおりお互いを褒め合う形となった。

 北海道コンサドーレ札幌の野々村芳和社長がMCを務める『Jリーグラボ』は、毎月第2日曜日の21時から放送される。日本のサッカー水準向上を目的に、毎回ゲストを招いて様々な角度から日本サッカーを分析していく。

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