帰国早々にイベントに参加。約2時間にわたり、子どもたちと汗を流した [写真]=新井賢一
本田は24日に行われた「ANA Presents 本田圭佑 SOLTILO Charity Soccer Clinic for Mexico」に登場。全日本空輸株式会社と共同開催したサッカークリニックで、90名の小学生と触れ合った。
約半年後に迫ったロシア・ワールドカップまでに日本代表復帰を目指す本田は、「『これは選ばないといけない』と思わせるような活躍をしなければいけない」と力を込める。開催地のロシアはCSKAモスクワ時代を過ごした場所であり、「4年間住んでいた日本人はなかなかいない。そういうところも必ずアドバンテージになる」と主張した。
「ただ、『ベンチでも連れて行け』とか、そんな弱気なことを言っているのではない。多くのアドバンテージを本当にもたらすことができると思っている。それはもちろん、ピッチで回答しなくてはいけない」
本田はこれまでロシアW杯を語る際に「最後」という言葉を用いることが多かった。その真意については、「率直な今の気持ちを言っているだけ」と説明する。「だって、来年は32歳になるので。もし、次を目指すとなったら36歳でしょ? 今は何とも言えないです。絶対ということはもちろんないですけど、単純に今のところ、次を目指すというのはまったく考えられないです」。自身の集大成となるW杯代表入りへ、本田が巻き返しを期す。
By サッカーキング編集部
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