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イベント出席のラモス氏が日本代表に喝! 「ハングリー精神が足りない」

2017.11.13

イベントに出席したラモス瑠偉氏が日本代表について言及した

 ハイセンスジャパン株式会社が13日に新商品「World Cup Official TV」の発表記者会見を実施し、ゲストとして元日本代表MFラモス瑠偉氏が登場した。

 ハイセンスグループは2018 FIFAワールドカップロシアのオフィシャルスポンサーで、今回発売するのは特別仕様の高画質4K対応テレビ。すでにこのテレビでサッカーや映画を視聴したというラモス氏は、「ボールの回転がはっきり見える」、「(画質が)キレイだし、薄くてオシャレで最高ですよ」と絶賛した。

 その後は日本代表についても言及し、今の選手達には「ハングリー精神が足りない」と指摘した。

「ワタシが小さい時は親孝行したくて、兄弟を助けたくて、自然とハングリー精神が生まれてきた。人生、チャンスが何回もくるわけではない。そのチャンスがきた時に心と体の準備をしておかなきゃいけない。今の日本代表にはそれがないと思います」

 10日に行われたブラジル代表戦にも触れ、今回の遠征で招集外となっているMF香川真司(ドルトムント)やFW本田圭佑(パチューカ)に代わって代表を引っ張っていくという強い気持ちを持った選手がいないことを嘆いた。

「香川と本田がいないのに、監督がチャンスを与えているのに、その代わりに『このポジションは自分のものだ』という気持ちが伝わってこない。一生懸命やるのは当たり前。『一生懸命』というのは中学生に使う言葉で、プロになったのなら当たり前のこと。ここでチャンスを掴んで、『次のワールドカップは自分だぞ』っていう気持ちが、申し訳ないけど伝わってこなかったです」

 では、どうしたらハングリー精神が養われるのか。司会者からそう問いかけられたラモス氏は、「いや、ワタシを監督にすればいいじゃない(笑)」とジョークを飛ばしつつ、「誰かのため」を思って行動することが必要だと説いた。

「ワタシはサッカーも仕事も、自分のためにやったことはない。誰かのためにやっている。自分のためだったら楽ですよ」

 ただ、ラモス氏の厳しい言葉は愛情の裏返しだろう。最後に、サッカーファンに向けてこんなメッセージを送った。

「とにかく日本代表を信じて応援しましょう。今年ももうすぐ終わりです。そして、来年は素敵なテレビの前でワールドカップを見ましょう。日本代表を応援しましょう」

By サッカーキング編集部

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