2016.11.02

トヨタ・カップ優勝から20年の節目に来日 名門ユヴェントスのOBが元日本代表と慈善試合

共同通信社運動部

 セリエAの名門ユヴェントスが1996年11月に日本で行われたトヨタ・カップを制し、クラブ世界一に輝いてからちょうど20年。その節目となる今年の11月5日に、ユヴェントスOBで構成される「Juventus Legends」(ユヴェントスレジェンズ)が、「日伊国交150周年ユヴェントスレジェンドチャリティーマッチ」として元日本代表を中心とする「Japan Legends」(ジャパンレジェンズ)と対戦する。

 チームより一足早く来日した元フランス代表FWのダビド・トレゼゲは「また日本に戻ってこられてうれしい。今回の来日するユヴェントスレジェンズは、豪華で最強のメンバーだ。全力でプレーして、必ず日本のファンを喜ばせたい」と意気込みを語った。

 20年前は欧州チャンピオンズリーグで優勝し、11年ぶりにトヨタ・カップに出場。11月26日に国立競技場で行われた一戦は、当時22歳だったアレッサンドロ・デル・ピエロの決勝点で南米王者のリーベル・プレート(アルゼンチン)を1-0で下した。その試合に出場していたDFチロ・フェラーラ、モレノ・トリチェッリ、MFアンジェロ・ディリービオ、そしてベンチ入りしたDFマルク・ユリアーノが、今回はレジェンズのメンバーとして再び思い出の日本でピッチに立つ。

 他にもFIFAワールドカップに3大会連続で出場したトレゼゲを始め、1990年イタリア大会で得点王に輝き、ジュビロ磐田でもプレーしたサルヴァトーレ・スキラッチ、1994年アメリカ大会で2ゴールを決めるなど抜群の存在感を発揮したディノ・バッジョ、白髪と左足の強烈なシュートがトレードマークのFWファブリッツィオ・ラバネッリといった、セリエAが世界最高峰と呼ばれた90年代に活躍した懐かしい面々が顔をそろえる。対するジャパンレジェンズも日本代表で長く活躍した水沼貴史や福田正博、ワールドカップに出場した秋田豊や鈴木隆行、昨季限りで引退した山口智や鈴木啓太といった実績十分のメンバーで迎え撃つ。

 3度目となる日本でのレジェンドマッチが群馬(前橋市の正田醬油スタジアム群馬)で開催されるきっかけとなったのが、カーデザインなどで有名な実業家の宮川秀之氏の提案だった。前橋市出身の宮川氏は1960年代にイタリアへ渡り、後に息子の会社が日本代表のアルベルト・ザッケローニ元監督のマネジメントを務めるなど、サッカーやユヴェントスとの縁が深い。今年2月に前橋市の名誉顧問となった宮川氏の「故郷に恩返しをしたい」という思いから実現した。

 そして今回のユヴェントスレジェンズの監督を務めるのが、「ザック・ジャパン」で4年間にわたり通訳を務めた矢野大輔氏だ。今年2月にトリノへ拠点を移し、指導者としての第一歩を踏み出した矢野氏は「大役を引き受けることになって大変光栄に思います。レジェンドたちの技術レベルは落ちないし、ジャパンレジェンズも日本サッカーの歴史をつくってきた方々なので、そのパフォーマンスは必見です。私自身も間近で見て、いろいろと学びたい」と、緊張感とともに期待に胸を膨らませる。

 入場料の収益の一部が福祉団体に寄付され、会場では今年発生したイタリア中部地震と熊本地震の復興を支援する募金活動も行われる予定。日本とイタリアが修好通商条約を結んで国交を開設した1866年からちょうど150年というタイミングでの一戦に向け、トレゼゲは「国交150周年の記念に日本で試合ができることをとても誇りに思う」と気持ちを高ぶらせている。

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