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JFL八戸、DF市川大祐の引退を発表 史上最年少「17歳322日」でA代表デビュー

2016.10.29

2002年の日韓ワールドカップでは3試合に出場した市川 [写真]=Getty Images

 JFL(一般社団法人日本フットボールリーグ)に所属するヴァンラーレ八戸は29日、元日本代表DF市川大祐が今季限りで現役を引退することを公式HP上で発表した。

 現在36歳の市川は、高校在学中の1998年に17歳にして清水エスパルスのトップチームに昇格し、開幕戦で初出場を飾った。同年4月には史上最年少となる17歳322日でA代表デビューも果たし注目を集め、その後1998年のフランスワールドカップはメンバーから外れたが、2002年の日韓ワールドカップでは3試合に出場しアシストをマークするなど活躍。長年プレーした清水を2010年に退団し、ヴァンフォーレ甲府水戸ホーリーホック藤枝MYFC、FC今治と渡り歩き、今年1月にJ3昇格を目指す八戸へ加入していた。今シーズンはJFLファーストステージ第3節FCマルヤス岡崎戦で移籍後初ゴールを奪うなど存在感を見せている。


 市川はクラブを通じて「今シーズン、ヴァンラーレ八戸でプレーしてきましたが、このたび、引退することになりました。チームとしては残り3試合ありますので、全力でプレーしたいと思います。サポーターの皆様、八戸の皆様、残りの試合も応援よろしくお願いします」とコメントを発表している。

 クラブの発表によれば市川は、J1通算347試合に出場し12ゴールを挙げている。そのほか、天皇杯38試合3ゴール、ヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)52試合2ゴールなどを記録してきた。

 八戸への加入時には「J3昇格を叶えるために、プレーや経験をチームに伝えて行きたい」と語っていた市川。八戸は今シーズン、ファーストステージで5位となり、セカンドステージでは第12節を終えて10位に位置している。現役最後の3試合で、市川はどのようなプレーを披露するのだろうか。

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