『F5WC』の日本代表が決定…前園氏「五輪代表に負けないような活躍に期待します！」

　世界最大のアマチュア5人制サッカー大会『F5WC』の日本大会決勝「F5WC FOOTBALL FIVES JAPAN CHAMPIONSHIP 2015-2016」が、17日に行われ、3月にタイのバンコクで開催される世界大会へ参加する“日本代表”が決定した。

　味の素スタジアムにて行われた決勝大会には、各予選会場を勝ち抜いた32チーム約224人のアマチュアサッカー選手が参加。元Jリーガーや、元ビーチサッカー日本代表、高校選手権得点王や現役の社会人リーガーが名を連ねる中、中央大学4年生の現役大学生を中心にしたチーム「TamaChan」が、全240チームの頂点に輝き、3月にタイのバンコクで開催される世界大会の切符を掴んだ。

「TamaChan」は初優勝の感想を「結成して2か月のチームですが、仲の良さが優勝できたポイントだと思います!　堅実なプレーを心掛けて、タイでの本大会では、日本代表の名を背負って、昨年以上の結果を残せるように頑張ります!」と優勝の喜びをコメント。

　また、決勝トーナメントの準決勝から、大会アンバサダーである、元サッカー日本代表の前園真聖氏が解説として登場。選手達の激しいプレーに「お互いプレーを見ていると、勝ちたい気持ちが伝わってきますね!　アマチュアとは思えない緊張感ですね! 」と興奮した様子。そして表彰式でプレゼンターを務めた前園氏は、優勝しタイを目指すチームに「 決勝戦でも落ち着いたプレーが印象的でした、タイでも自分たちのプレーを心掛けて、勝利を掴んで下さい! 」と世界でプレーする選手にエールを贈った。また、現在行われているU22のオリンピック予選についても語り、「今回のTamaChanもそうでしたが、本当に若いチームが上手くなってきているなと感じます。代表の南野選手のようにエースが活躍するとチームに勢いが付くので、頑張ってほしいですね。」と今後の活躍に期待を込めた。