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JFL横河武蔵野がJリーグを目指す…年内に百年構想クラブ申請へ

2015.11.15

会見に登壇した横河武蔵野FCの井草直人代表(左)と塩野芳男理事長(右)

 日本フットボールリーグ(JFL)に所属する横河武蔵野フットボールクラブが15日、Jリーグ昇格を目指して今年11月末日にJリーグ百年構想クラブの申請を行うと発表。同日、行われたJFLセカンドステージ第15節(最終節)のMIOびわこ滋賀戦後の会見で明かした。

 横河武蔵野FCは東京都武蔵野市を本拠地とするサッカークラブで、1939年に横河電機の社内同好会として創部。1999年にJFL昇格を果たし、2003年に「横河電機サッカー部から、現在の「横河武蔵野フットボールクラブ」に名称を改称した。2007年には運営法人として特定非営利活動法人武蔵野スポーツクラブを設立している。10歳から12歳を対象にしたFIFA公認の世界大会『ダノンネーションズカップ』では、2014年大会でジュニアチームが優勝するなど、スクールや下部組織の幅広く運営。李忠成(浦和)や宮崎智彦(磐田)、常盤聡(熊本)らを輩出している。

 これまで「アマで日本一」を合言葉に戦い、2009年にはJFLで2位の好成績を記録したが、2014年のJ3発足後に10人以上の選手がJリーグ入りを目指すクラブへ移籍。戦力が低下した今季は、年間順位で16チーム中12位の成績に終わった。

 J3昇格には百年構想クラブに認定された上で、JFLで上位に入る、1試合平均2000人以上の観客動員、財務面などの条件のクリアが必要となる。登壇した塩野芳男理事長は「戦力を整えて、勝つ試合を続けないといけない」とコメント。クラブがJリーグを目指すことを公表したことで選手が集まってくる、勝つことで観客動員が増える可能性が高まるとの見解を示した。

 今オフには12月上旬、来年1月上旬にセレクションを開催することも併せて発表。ホームタウンは東京都武蔵野市で、チーム名は変更予定となっている。

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