2014.11.21

ブラサカ日本代表、ベスト4ならず…PK戦の末、中国に敗れる

PK戦でキッカーを務めた落合啓士

「IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2014」の準々決勝が21日に国立代々木競技場フットサルコートで行われ、グループAを2位突破したブラインドサッカー日本代表がグループBで2位だったブラインドサッカー中国代表と対戦した。

 日本は過去に中国と8度対戦し、3分け5敗で勝利がない。ベスト4をかけたアジア決戦でも、序盤から守勢にまわる。前半3分には、MF川村怜が両チーム通じて最初のシュートを放つが、押し込まれる時間帯が続いた。

 しかし、前日の降雨の影響もあったため、魚住稿監督は「ピッチコンディションが良くなかったので、守備の時間が長くなることは想定の範囲内」と明かす。織り込み済みの試合展開を経て、指揮官が「勝負どころ」と語った前半13分には、川村に代えてMF黒田智成を投入。前半24分には、黒田がFKからシュートまで持ち込むなど徐々に盛り返したが、均衡は破れずに前半を折り返す。

「プラン通りで後半への修正点もなかった」とFW落合啓士が前半の戦いを振り返ったように、後半も日本が守備を固める展開。得点を許さず後半9分を迎え、ベンチに下がっていた黒田を再び送り出して前がかりになると、後半17分には落合を投入して先制点を狙う。

 一方、押し込みながら無得点だった中国も攻め手を緩めない。後半終了間際のCKでは、フィールドプレーヤー4選手全員でゴールを狙ったが、日本の体を張った守備を最後まで崩せなかった。

「昨日のミーティングでも、最悪そこまで引っ張る可能性もあるという話はしていた」と、PK戦も考慮していた指揮官は、終了間際の後半23分にGKを佐藤大介から安部尚哉にチェンジ。25分ハーフを終えて0-0となり、ベスト4進出はPK戦に委ねられることになった。

 3人制のPK戦では、互いのGKが2本のシュートをストップ。サドンデスとなった4人目で、先行の中国が成功したことに対して、日本のシュートはGKに防がれた。

 PK戦を1-2で落とした試合後、指揮官は「選手達は非常に良くやってくれた」と労いながらも、「私の判断で負けたと思っている」と責任を背負い込んだ。

 日本は3度目の出場となった今大会、開幕戦で初勝利を挙げ、無敗で史上初の決勝トーナメント進出を果たした。

「目標のベスト4には一歩届かず、まだまだ世界の壁は厚い。ただ、後2試合あるので、5位になるか8位になるかで、リオへの道は変わってくる」

 優勝の道は閉ざされた日本だが、22日には5位トーナメントが待っている。試合後、主将を務める落合は力強く意気込み、2016年のパラリンピックに繋げるべく、次戦を見据えていた。

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