2014.03.10

ナイキアカデミー入りを逃した楠本、瀧本両選手が「NIKE CHANCE」を振り返る

「NIKE CHANCE」に挑戦した楠本卓海(写真左)と瀧本高志(同右) [写真]=NIKE FOOTBALL

 3月7日から9日まで行われた「NIKE CHANCE」グローバルセレクション。コーチ陣に認められればナイキが誇る育成組織、ナイキアカデミーに加入できるという生き残りを懸けた戦いで、関東ラウンド代表のDF楠本卓海(大成高校3年、写真左)と関西ラウンド代表のFW瀧本高志(履正社高校2年、写真右)の2選手は、ともに合格にあと一歩届かなかった。

 センターバックの楠本は対人の強さや正確なパスさばきで光るものを見せ、早い段階から首脳陣に注目されていた。2日目昼には「NIKE CHANCE」の責任者であるジミー・ギリガン(ナイキアカデミー・ヘッドコーチ)が「日本人2選手はともにいいプレーヤーだが、現時点ではタクミの方が目立っている」とコメント。3日目も外国人選手とのマッチアップを振り返り、本人は「負けてはいないと思う。大きな選手も体の入れ方や角度によっては抑えられる」と自信を深めていた。

 一方の瀧本はセンターフォワードでプレー。的確なポストワークとラストパスで決定機を生み出し、首脳陣に好印象を与えた。2日目までは自らシュートを打つシーンが少なく強引さに欠けたが、それでも3日目は11対11で味方との絶妙なワンツーからゴールを決めて猛アピール。ギリガンも「(全体的に)ボールを受けてからの動きが特に良かった」と褒め称えた。

 しかし両選手ともに惜しくも落選。その理由としてギリガンは「タクミは守備でアグレッシブさに欠けるところがあった。タカシはボールを呼び込む動きが足りなかった」と、どちらも積極性に課題があったと指摘した。

 2人とも落胆の色は隠せなかったが、今回のセレクションでは大きな収穫を手にした。瀧本は「外国人選手とのプレーは楽しかったです。どういうプレーをするのかが分かったし、彼らとプレーしていく自信も得られました。今後の目標はまず進学先である東京国際大学でトップチームに入ること。もっと英語を勉強していずれは海外でプレーしたいと思っています」と将来を見据え、瀧本も「悔しかったです。マッチアップした8番(合格した5選手のうちの一人、ブルーノ・コバス)は確かにすごい選手でしたし完敗でした。海外に来たのは初めてで、本当にいい経験になったと思います。これからの目標は履正社で全国優勝すること。将来はマンチェスター・ユナイテッドのようなビッグクラブでプレーしたいです」と夢を語った。

 熾烈なセレクションを経てたくましくなった楠本、瀧本両選手は一層の努力を重ねて前に進む。ギリガンは言う。「努力すれば夢は叶う」。チャンスをつかめるかは自分次第だ。

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