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がん闘病の久光重貴、Fリーグ湘南に選手登録「仲間のお陰」

2014.02.06

 フットサルのFリーグに所属する湘南ベルマーレは6日、右上葉肺腺がんの治療に専念していた久光重貴を、選手登録したことを発表した。

 選手登録の際、久光は以下のようにコメントを発表した。

「この度はFリーグの選手として登録が出来た事を嬉しく思います。病院の先生方、協会関係者、チームスタッフ、その他多くの方々から頂いた沢山のご協力がなければ、登録はなし得なかった事であり、感謝の気持ちでいっぱいです。そして今も薬を使いながらの治療は続いていますが、ここまで体調を戻す事が出来たのは応援してくれた沢山のサポーターや鈴村選手をはじめとしたFリーグの選手たち、footballで繋がる仲間のお陰だと思います。沢山の温かい言葉と前向きになれるメッセージは本当に嬉しかったです。ありがとうございました」

「今後は、治療を続けていても走れる姿を見てもらい、『がん』という病気が今は怖い病気では無いことを、自分の身体で体現しながら前を向いて進んで行きたいと思っています。まだまだ通過点ですが、チャンスを与えてもらえたので、今年のチームでピッチに立つために一つ一つクリアしていきます。必ず今年のメンバーとして、ユニフォームを着てピッチに戻る姿を見てもらうチャンスがあると思うので、最後まで諦めません。皆さんの支えに感謝をしながら自分にしか出来ない事を精一杯頑張りますのでこれからも応援宜しくお願いします」

 32歳の久光は、がんと診断されて湘南に所属していた昨年7月から治療を始めていた。なお、9日に行われる府中アスレティックFC戦から出場可能となる。

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