堀越が準々決勝進出 [写真]=須田康暉
第102回全国高校サッカー選手権大会3回戦が2日に行われ、名桜(秋田)と堀越(東京A)が対戦した。
2年連続6回目の出場となる名桜は、2回戦から登場すると名護(沖縄)と対戦。スコアレスで迎えた後半に2得点を奪って勝利し、初の3回戦進出を決めた。一方、2年ぶり5回目の出場となる堀越は、1回戦で今治東(愛媛)と対戦すると2-0で快勝。続く2回戦では初芝橋本(和歌山)とのPK戦までもつれた激闘を制して、3回戦に駒を進めた。
試合序盤は、堅守を武器とする両校の持ち味が存分に発揮される展開に。そんななか27分、ハイボールに競り勝った髙谷遼太が頭で中村健太に繋ぐと、ドリブルで持ち運んでボックス右からクロスを供給。ファーサイドで待ち受けていた仲谷俊が飛び込みながらヘディングでネットを揺らし、堀越が先制に成功した。
リードを許した名桜だったが、後半開始早々のコーナーキックから廣森輝星が決定的なヘディングを放つと、次第にチャンスが増え始める。62分には中盤で名桜がボールを奪うと、中山煌斗が右サイドで待つ目黒琥珀に大きく展開。縦に運んでマイナスの折り返しを送り、フリーとなっていた臼田成那が体勢を崩しながら左足で合わせるが、シュートは枠の左に外れてしまった。
結局、試合は1-0で終了し、勝利した堀越が過去最高成績に並ぶベスト8進出を決めた。一方、アグレッシブに攻め続けた名桜は3回戦で姿を消すこととなった。勝利した堀越は4日、『柏の葉公園総合競技場』にて開催される準々決勝で、佐賀東(佐賀)と対戦する。
【得点者】
0-1 27分 仲谷俊(堀越)
By サッカーキング編集部
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