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神村学園がPK戦を制して8強入り! 日大藤沢は“二刀流”森重が先制弾も及ばず

2023.01.02

 第101回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が2日に等々力陸上競技場で行われ、日大藤沢(神奈川)と神村学園(鹿児島)が対戦した。

 試合は神村学園がサイドを起点とした攻撃で主導権を握る展開となったが、対する日大藤沢も粘り強い守備で対応。ゴールレスのまま試合を折り返すと、51分に日大藤沢が左サイドでCKを獲得する。DF宮﨑達也が左足でボックス中央にクロスを送ると、頭ひとつ抜け出したFW森重陽介が高い打点のヘディングシュートでゴールネットを揺らした。

 その直後、日大藤沢はFW有竹翔吾を投入し、森重はセンターバックの位置に。しかし、55分に神村学園が試合を振り出しに戻す。DF吉永夢希がファーサイドへ放り込んだクロスはGKにクリアされるも、こぼれ球をDF中島大誠が狙うと、ボックス中央に流れてきたボールをDF大川翔が蹴り込んで神村学園が追いついた。

 その後も攻勢を強める神村学園がゴールに迫るも、GK中島大誠を中心とした日大藤沢の牙城を崩すことができず、1-1のまま試合は終了。PK戦に突入すると、キッカーを務めた5人全員が成功した神村学園がPK戦を制し、ベスト8に駒を進めた。

【スコア】
日大藤沢(神奈川) 1-1(PK:3-5) 神村学園(鹿児島)

【得点者】
1-0 51分 森重陽介(日大藤沢
1-0 55分 大川翔(神村学園

By サッカーキング編集部

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