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東山の“点取り屋”FW豊嶋蓮央が2得点の活躍! 星稜の追撃許さず、2回戦進出

2022.12.29

東山がFW豊嶋蓮央の2得点で勝利 [写真]=須田康暉

 第101回全国高校サッカー選手権・1回戦が29日に行われ、星稜(石川)と東山(京都)が対戦した。

 3大会連続31回目の出場となり、第93回大会以来の日本一を目指す星稜と、2大会連続5回目の出場となり、ブンデスリーガやFIFAワールドカップカタール2022でも活躍した日本代表MF鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)を輩出した東山が2回戦進出をかけて激突した。

 試合序盤は東山のMF松橋啓太のロングスローやMF真田蓮司のプレースキックを武器に相手ゴールを脅かす。一方の星稜も、FW福島元基が左サイドから果敢にドリブル突破を仕掛けてチャンスを作る。

 すると20分、東山が均衡を崩す。FW豊嶋蓮央が敵陣でボールを奪うと、ドリブルでペナルティエリア内に侵入。そのまま左足でシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。さらに26分、MF真田蓮司がテクニカルなプレーでチャンスを演出。FW豊嶋蓮央が強烈なシュートを打つも、惜しくもバーに阻まれた。33分には、セレッソ大阪に入団が内定しているMF阪田澪哉からスルーパスを受けたMF清水楓之介が星稜守備陣を翻弄してフィニッシュに持ち込むなど、東山が主導権を握ったまま前半を折り返した。

 後半の立ち上がりからも前に出る東山は57分、DF石井亜錬が右サイドを突破しクロスを送ると、FW豊嶋蓮央が頭で合わせてついに追加点を奪う。2点のビハインドを追う厳しい展開に陥った星稜だったが、62分に途中出場のMF大木彪悟が1点を返して、反撃の狼煙をあげる。

 試合終盤にかけては東山が試合巧者ぶりを見せつけて、星稜の追撃許さず2-1で勝利。勝った東山は12月31日に行われる2回戦で、聖和学園(宮城)と大分(大分)の勝者と対戦する。

【スコア】
星稜 1-2 東山

【得点者】
0-1 20分 豊嶋蓮央(東山)
0-2 57分 豊嶋蓮央(東山)
1-2 62分 大木彪悟(星稜)

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