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関東第一が劇的ドラマで初のベスト4行き!…青森山田、大津、高川学園も準決勝へ/第100回高校サッカー選手権準々決勝

2022.01.04

高校サッカー選手権は準決勝のカードが決まった

 第100回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が4日、各地で開催された。

 インターハイ、プレミアリーグEASTを制して、今大会で“3冠”を狙う青森山田(青森)は東山(京都)と対戦。試合は16分に東山が空中戦を制して先制するも、39分には青森山田がPKで同点に追いつく。すると後半に入って53分、青森山田はロングスローの流れから渡邊星来が右足を振り抜いて逆転。このままリードを守り、青森山田は4大会連続の決勝進出を目指して準決勝を戦うこととなった。

 前橋育英(群馬) と対戦した大津(熊本)は、序盤の11分に先制。小林俊瑛とのワンツーでエリア内に侵入した一村聖連が右足を振り抜き、前橋育英のゴールを陥れた。1点ビハインドとなった前橋育英は後半にかけて猛攻を見せたものの、大津はなんとか先制弾を守り切り、最後まで逃げ切って準決勝への切符を掴んだ。

 初のベスト8進出となった関東第一(東京B)は、前々回優勝の静岡学園(静岡)と対戦。試合は静岡学園が60分に小泉龍之介のゴールで先制したものの、そのままリードを守り切るかに思われた80分、関東第一の坂井航太が劇的な同点弾を決めてゲームはPK戦へ。2人が連続失敗した静岡学園に対し、関東第一は4人がキックを成功させて、同校史上初となる準決勝への進出を決めた。

 グルグル円陣作戦の「トルメンタ」が世界的反響を呼んだ高川学園(山口)は桐光学園(神奈川)と対戦。スコアレスで迎えた60分、3回戦でも劇的決勝弾を決めた途中出場の西澤和哉がCKからまたしてもゴールを奪うと、最後までこの1点を守り切り、切り札の2戦連発弾で準決勝へ進出した。

 準々決勝の試合結果、そして8日に国立競技場で行われる準決勝の組み合わせは以下の通り。

■準々決勝結果(1月4日)
大津(熊本) 1-0 前橋育英(群馬)
東山(京都) 1-2 青森山田(青森)
静岡学園(静岡) 1-1(PK戦:3-4) 関東第一(東京B)  
桐光学園(神奈川) 0-1 高川学園(山口)

■準決勝組み合わせ(1月8日)
▼12:05キックオフ
大津(熊本) vs 関東第一(東京B)

▼14:20キックオフ
高川学園(山口) vs 青森山田(青森)



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