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J内定者4名を抱える昌平が埼玉王者に…武蔵越生を下し2年連続の全国へ

2020.11.15

 第99回全国高校サッカー選手権大会埼玉県予選決勝戦が15日に行われ、昌平が武蔵越生を3-0で下し、2年連続4回目の全国大会出場を決めた。

 昌平は主将のMF須藤直輝とMF小川優介が鹿島アントラーズへ、FW小見洋太がアルビレックス新潟へ、MF柴圭汰は福島ユナイテッドへの加入が内定している。試合は前半から4名のJリーグ内定者を抱えている昌平が主導権を握り、多くのチャンスをつくり出す。それでも、武蔵越生の集中したゲーム運びの前にネットは揺らせず。前半はスコアレスで終了した。

 後半に入ると立ち上がりに試合が動く。右サイドで粘りを見せた小見が中央へ折り返すと、平原隆暉がヘディングシュートを沈め、昌平が先手を取った。48分には小川が巧妙なドリブル突破から落ち着いてシュートを決めて追加点。さらに、51分には平原のこの試合2ゴール目で試合を決定付けた。

 その後は武蔵越生も果敢に攻撃を仕掛けるも、ゴールには至らず。試合はこのまま昌平の3点リードでタイムアップを迎え、2年連続で全国大会への切符を掴んでいる。

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