準決勝の舞台で応援ダンスを披露した清原果耶さんと横浜平沼高校のダンス部の皆さん [写真]=NTV
第97回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が12日に行われ、青森山田と流通経済大柏が決勝進出を決めた。
準決勝第1試合の前には今大会の応援マネージャーを務める清原果耶さんが、全国大会5年連続出場中の横浜平沼高校のダンス部メンバーとともに史上初の試みとして挑んでいる応援ダンスを試合会場の埼玉スタジアム2002で披露した。
今大会の応援歌であるMrs. GREEN APPLEの『僕のこと』に乗せて、観衆の前で披露したことについて清原さんは「今日無事に踊りきれて良かったという安心が一番大きいです。3カ月間という短期間の中でダンス部のみなさんも私自身も練習を積んだものを今日、応援ダンスとして披露できたのですごく達成感も感じてます」とコメント。
あいにくの空模様の中でのダンス披露となったが、「まさか雪が降ってくるとは思ってなくて、踊り始めた時にすごく降ってきて、一瞬焦りましたが、雪の冷たさを吹き飛ばす位の応援をダンスに込めて踊れたかなと思ったので、それが伝わっていれば幸いです。出すもの全部出しきろう、という気持ちでフィールドには立たせていただいたんですが、曲が始まって数秒で周りの音が聞こえなくなりました。それを(振り付けの)shojiさんに伝えたら、『それはダンスに入り込めていたからだよ』という言葉をかけてくださったんですが、自分自身ダンスを踊ってる時間が一瞬で通りすぎてしまったので、もっと充実した時間を噛み締めながら踊りたかったな、という思いもあります。踊ってる最中は真っ白でした(笑)」と、充足感を示している。
高校選手権も14日の決勝戦1試合を残すのみとなったが、「仲間を信じて今までやってきたことを全力でフィールドで出していただけたら、と思います。陰で応援しています!」と、エールを送っている。
By サッカーキング編集部
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