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「東福岡に勝つために1年間やって来た」…尚志が1年越しのリベンジ達成!

悔しさを力に変え、尚志は強豪・東福岡へリベンジを果たした [写真]=兼子愼一郎

取材・文=安藤隆人(提供:ストライカーデラックス編集部)

「もともと東福岡を意識していましたが、組み合わせが決まってから、もっと戦いたくなった。『1回戦絶対に勝って、ヒガシとあたるぞ!』とずっといっていた」(尚志・仲村浩二監督)

 尚志にとってこの一戦は特別な一戦だった。昨年度の選手権初戦で尚志は東福岡に0-3の完敗を喫していた。

「本当にヒガシさんに勝ちたくて、この1年間やってきた」と仲村監督が語れば、2年生エースストライカーのFW染野唯月も、「やってやろうという気持ちをみんなで一つにした。去年0-3で負けたので、今年は3-0で勝とうというみんなの目標だった」と力強く語った。

 その想いを彼らは見事に具現化をしてみせた。立ち上がりから染野のポストプレーを活用しながら、トップ下の二瓶由嵩、左MFの高橋海大の飛び出し、右MF加瀬直輝のドリブル突破を駆使して、東福岡ゴールを攻め立てた。守ってはGK森本涼太、CB黒澤誓哉、ボランチの坂下健将と大川健のセンターラインを軸に、1回戦で大暴れをした東福岡FW大森真吾を封じ込め、得意のワイド攻撃も冷静に対応した。

 そして31分、左サイドを突破した染野のシュートのこぼれ球を、猛然と後方から駆け上がって来た坂下が蹴り込んで、尚志が待望の先制点を奪った。後半に入っても決定機を作り出したのは尚志だった。

 42分、右サイドを突破した加瀬の折り返しを、FW二瓶由嵩がフリーで受けて、決定的なシュートを放つも、これは東福岡GK松田亮のファインセーブに阻まれる。51分にも染野の折り返しを高橋がフリーでシュートを放つが、これも松田のファインセーブに合った。64分にも左からのクロスを二瓶がダイビングヘッドを放つが、枠の外。

 決定機をなかなかものに出来なかったが、それでも焦れることなく試合を進め、75分に高橋が待望の追加点をマークした。そのまま無失点に抑え、2-0の勝利を飾った。

「去年はちょっとヒガシさんをリスペクトしすぎて、前半からガンガン前からプレッシングを掛けて、高い位置からはめて行って先制点を奪って、逃げ切りたいという戦い方だった。でも、今年は互角以上の戦いが絶対にできるので、いつものウチらしいサッカーをしようと話して送り出しました。今年は冷静に五分五分のゲームだと思うので、前からより、自分たちのいつものゾーンから全体でプレスを掛けて、普通に戦おうとした。それくらい自信がありました」(仲村監督)

 1年越しのリベンジを果たした尚志。次なる相手も強豪・前橋育英だが、この試合でさらに逞しくなった彼らは、「この勝利を無駄にしないためにも」(染野)さらに一体感を持って、この試合のように前回王者に臆することなく、自信を持って臨んでいく。

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