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昨年を超える大敗も、内容には一縷の手応え…草津東・山本は兄の後を追い勝負の4年間へ

青森山田に大敗するも、草津東の山本佳輝は前向きな発言を残した [写真]=瀬藤尚美

取材・文=竹中玲央奈(提供:ストライカーデラックス編集部)

「うちは県リーグで戦っているチームですから、関西のプリンスリーグに昇格できるようにどうしても高いレベルの試合をすることがチームの強化になると思う。そこを目指していくことと、こうやってインターハイと選手権に出ることもそうですけど、我々としては、サッカーは守備から速い攻撃を作っていければと思っていますので。そのために今回やられた失点が多かったところを修正できるように、力をつけなければいけないなと思います」

 草津東・牛場哲郎監督は大敗の後、力の差を認めてこう述べた。4得点に絡んだ青森山田のバスケス・バイロンは「普段はプレミアリーグ(高校年代の東日本トップリーグ)でやっているので、そこと比べたらプレッシャーは薄いかな」と語ったように、やはり所属リーグの差が結果にも表れたといえるだろう。しかし、その中でも草津東の山本佳輝は前向きな発言をしていた。

「あそこで決めきってくるのはさすがやなというのはあって。あれが入っていなければわからなかったですけど、やっぱりレベルが違ったなというのは思いましたね」と、青森山田の天笠泰輝が決めたミドルシュートに言及しつつも、こう続ける。

「結果としては6点という大差がついてしまって、応援してくれた方には申し訳ないという気持ちがありますけど、自分としては去年より内容的にはいいゲームができた部分もあったし、ちょっとは成長できたのかなと思います」

 決して数は多くなかったものの、後方からしっかりと繋いで運びフィニッシュの部分では、この10番がよく顔を出していた。ダブルボランチを組む小酒井新大も窮屈な場面で前を向き、後半は途中出場の1、2年生が生き生きとしたプレーを見せていた。

 ただ、大敗をしているわけであり、当たり前だが悔しさも強い。「僕はもっと前でシュートを打てる場面が多くて。それを決めきれなかったというのが一番悔いに残っています。(相手は)すごく体を張ってきて。壁みたいな感じでした。打っても打っても跳ね返ってきて。僕はまだまだ甘いかなとも感じました」

 山本は卒業後、関西学院大に進むことが決まっている。ここには兄である悠樹も在籍し、兄弟でプレーすることになる。プロ入り確実ともいわれる兄の後を追い、この悔しさを糧に、4年後に兄と同じ舞台へ入ることを誓う。

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