2015.08.19

FW菅、DF青木のゴールで2-0。浦和東が難敵を破り優勝/UACC 2015

文・写真=森田将義

「22人で勝ち取った優勝」。浦和東(埼玉)の鈴木豊監督がそう表現したように、チーム一丸となってつかんだタイトルだった。

「勝てば優勝」(鈴木監督)というわかりやすいシチュエーションの中、最終試合で対峙したのは決勝リーグで2連勝し、この試合に挑んだ湘南(神奈川)。序盤は互いに探り合いが続いたが、「相手のセンターバック2枚は高さがあるので、そこを突いても勝てない。うまく彼らを引きだしてサイドを狙おう」という鈴木監督の狙いが徐々に機能し、浦和東が押しこむ時間が増え始める。8分には松本がペナルティーエリア左からシュートを狙ったが、湘南の守備陣に阻まれた。

 ここからは「連戦でいっぱいいっぱいだった」と湘南の竹谷睦監督が話したように、サブ組で挑んだこの日の第1試合から5時間が空いた浦和東に対し、湘南は1時間半前に試合を終えたばかりとあって、コンディションの差が明確に。運動量で上回る浦和東がMF望月海渡を中心に中盤でボールを奪う回数を増やすと、21分には左サイドを上がったDF岡田慎がゴール前に入れたパスをFW菅貴彰がスライディングで合わせて、均衡を崩した。31分には左CKのこぼれ球を拾って、ゴール前にクロスを再び展開。右サイドに流れたボールを菅が拾って、3度ペナルティーエリア中央に入れるとDF青木兵吾がシュート。GKに弾かれたものの、素早く押しこみ点差を広げた。

 後半は、より浦和東が攻勢を強める展開が続いた。後半10分にはMF中荒井利公がワンツーで中央に進入すると、ペナルティーエリア右にスルーパス。FW境田悠史が反応し、シュートを放ったがゴールとはならず。16分にもペナルティーエリア右にこぼれたボールが菅に渡ると、中へマイナスのパスを送り、望月がミドルレンジからゴールを狙ったが、3点目には結びつかない。苦しい時間が湘南も逆転をあきらめず、19分にはMF吉森旬佑が周囲との連係で中央を抜けだしたものの、シュートは枠の左。27分にもMF奥村裕幸がペナルティーエリア右から決定機を迎えたが、歓喜を呼びこむことができない。浦和東も再び攻撃に転じ、28分には松本が決定機を迎えたが、GK岩村遼太郎が好セーブを披露。このまま、タイムアップを迎え浦和東が栄冠をつかんだ。

 6試合の結果は4勝2分。攻守で見ても、17得点5失点と好成績を残して、大会を終えた鈴木監督は「負けなかったことが彼らにとって自信になる」とコメント。「パスだけでなく、蹴りこむだけでなく、ヘディングだけでなく。いろんなサッカーができるようになってきたので、その精度を上げて選手権に挑むことができれば」と続けたように、選手権予選に期待が持てる3日間だった。

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