2015.08.14

DF中野優輝が決勝ゴール、大津がFC東京U-18を撃破/和倉ユース決勝レポート

文・写真=安藤隆人

 4日間の激戦の最終日。七尾市城山陸上競技場と田鶴浜多目的グラウンドで、9時から準決勝が行われた。

 城山陸上競技場で行われたFC東京U-18対習志野の一戦は、堅い守備と精度の高いカウンターで柏レイソルU-18、前橋育英を撃破するなど、快進撃を続けてきた習志野が、前回王者のFC東京U-18を苦しめた。柏U-18戦で殊勲の決勝ゴールを決めたFW米田陽斗を始め、MF安藤和輝らアタッカー陣が、ボールを奪うと迷わずスペースに飛びだして、カウンターを展開。だが、GK山口康平、CB柳貴博を軸にしたFC東京U-18守備陣の前に、ゴールを奪うことができない。すると39分、MF大熊健太の右からのクロスに合わせ、FW佐藤亮が高い打点のヘッドを決め、FC東京U-18が先制する。47分にはMF安部柊斗の中央突破からのスルーパスを、MF内田宅哉が鋭い切り返しから流しこんで2-0。試合を決定づけた。

 決勝は2連覇を狙うFC東京U-18と、準決勝で帝京を1-0で下してきた大津の対戦。この両チームはグループリーグで対戦しており、この時は大津が3-2で勝利していた。

 試合はリベンジを誓うFC東京U-18が立ちあがりから攻めたてるが、徐々にボランチの河原創が中心となって操る大津の中盤に、良さを消され始める。河原が攻守のバランスを取り、MF秋永蓮斗、河田健太郎、杉山直宏、そして1トップの原岡翼が、果敢なフォアチェックから鋭いショートカウンターを繰りだす。これがハマり、試合は徐々に大津ペースになる。

 試合が動いたのは33分、河田の左からのクロスを、ファーサイドに走りこんだDF中野優輝が押しこんで、大津が先制に成功した。その後も前線からの連動した守備で、運動量が落ちてきたFC東京U-18を押しこみ、チャンスを作りだす。

 苦しい展開になったFC東京U-18も、エース佐藤がゴールを狙うが届かず。後半アディショナルタイムに柳貴博が、積極果敢なオーバーラップでゴールに迫るが、放ったシュートをGK中村圭佑がセーブし、万事休す。大津がFC東京U-18の2連覇を阻み、初優勝を飾った。

 その他、同会場、他会場では順位決定戦が行われ、決勝と同時刻に田鶴浜多目的広場で行われた、習志野対帝京の3位決定戦は、23分のDF渡辺楓のゴールを守りきった帝京が1-0で勝利し、3位でフィニッシュをした。

 4日間の激闘を終え、ハイレベルな戦いを制した大津。来年は和倉ユース2連覇を懸けて、金沢ユースから昇格を決めたベガルタ仙台ユース、浦和南を加えて、再び能登半島で激戦を繰り広げる。

サイト人気記事ランキング

Jリーグ順位表

鹿島アントラーズ
56pt
FC東京
53pt
横浜FM
52pt
Jリーグ順位をもっと見る
柏レイソル
69pt
横浜FC
64pt
山形
64pt
Jリーグ順位をもっと見る
群馬
49pt
北九州
49pt
藤枝
49pt
Jリーグ順位をもっと見る

高校・大学&ジュニアランキング