2得点の活躍を見せた立川の湯浅と抱きつく上村 ©F.LEAGUE
10月21日、およそ2カ月の中断期間を経て、Fリーグ ディビジョン1が再開した。
再開初戦ではY.S.C.C.横浜とバルドラール浦安が対戦。首位の名古屋を勝ち点5差で追う浦安は序盤から積極的に攻撃を仕掛け、4分に大島旺洋のキックインから長坂拓海が先制ゴールを挙げた。6分にはセットプレーからガリンシャが追加点。さらに13分にも東出脩椰との連係からガリンシャがゴールを挙げ、第1ピリオドを3-0で折り返した。第2ピリオドでは開始2分足らずでCKを獲得したYS横浜が、堤優太のゴールで1点を返す。しかし、その後は追加点を奪うことができず、残り45秒で1点差に迫るも逃げ切った浦安が3-2で勝利を収めた。
立川アスレティックFCは、ペスカドーラ町田をホームに迎えた。序盤から激しい攻防を繰り広げるが、両者ともに得点が生まれず第1ピリオド終盤に差し掛かる。18分には中盤でボールを奪った皆本晃からボールをつなぎ、中央でボールを受けた皆本が右サイドにボールを運ぶ。クレパウジ・ヴィニシウスのマークを振り切り放ったシュートがGK土岡優晟の右手の先をかすめゴールネットを揺らし、1-0と立川リードで第1ピリオドを折り返した。第2ピリオドでは巻き返しを図りたい町田だったが、開始わずか51秒で高い位置でプレスをかける湯浅拓斗にボールを奪われそのまま失点してしまう。26分にも湯浅にゴールを許し、28分には第1ピリオドから再三チャンスを作っていた新井裕生が追加点を奪われた。4点ビハインドと厳しい状況の町田は、GKを土岡からジオヴァンニに交代。今月上旬に加入が発表されたばかりのジオヴァンニは、これがFリーグデビューとなった。すると、そのジオヴァンニがハーフウェイラインまで上がって右サイドの山中翔斗にボールを送る。山中の縦パスを受けたクレパウジ・ヴィニシウスがダイレクトでシュートを叩き込み、町田に待望の得点が生まれた。しかし、その後はホームの立川が体を張った守備を見せ町田のパワープレーもしのいで4-1で試合終了。満員に迫る観客の前で今季4勝目を挙げた。
23日のABEMAの生中継にはサッカー系YouTuberとして人気を博すMAKIHIKA(マキヒカ)が登場。大阪体育大学のサッカー部出身でフットサルにも慣れ親しんでいる経験から、笑いを交えながらも競技フットサルの魅力を伝えた。初めてのゲスト出演を終えたMAKIHIKAは「シーソーゲームもあり、いろいろな得点を見ることができた。普段、実況・解説をされている横江怜さん、福田悠さんならではの目線からも多く学ぶことができ、よりフットサルを好きになった」と語り「次なる目標は?」との問いに横江氏、福田氏を指し「あのポジションを奪うことです」と笑いを誘った。MAKIHIKAは現在、ディビジョン1全12チームを回り選手と対決するYouTube動画を公開している。
▼第9節 結果
Y.S.C.C.横浜 2-3 バルドラール浦安
ボルクバレット北九州 3-4 エスポラーダ北海道
立川アスレティックFC 4-1 ペスカドーラ町田
バサジィ大分 3-5 フウガドールすみだ
ボアルース長野 1-5 シュライカー大阪
※名古屋オーシャンズ対湘南ベルマーレは12月28日開催
By サッカーキング編集部
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