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3連勝を目指す立川・府中が名古屋に大敗 横浜は今季初勝利/F1リーグ 第4節

シュートを放つ立川・府中の金澤空(中央)と名古屋の吉川智貴(右) ©FuchuAFC

 6月26日、27日の2日間、Fリーグ ディビジョン1の第4節が行われた。

 東京・アリーナ立川立飛では、バルドラール浦安と立川・府中アスレティックFCが「バルドラール浦安対Y.S.C.C.横浜」、「立川・府中アスレティックFC対名古屋オーシャンズ」の2試合を共同で開催した。

 1試合目の浦安対横浜では、参入2年目の横浜が躍動した。連勝を目指す浦安に対し、開始3分でカウンターからFP小林拓夢が先制点を奪うと、6分にはキックインの流れからFP菅原健太が追加点を挙げる。9分には浦安FP滝田学に得点を許すが、その後も13分、17分と得点を重ねた横浜は3点をリードした。しかし、経験豊富な選手も多い浦安に第1ピリオド終盤からパワープレーを仕掛けられ、第2ピリオド序盤にはオウンゴールを献上してしまう。33分にはセットプレーからFP高橋響がゴールを挙げるが、その後も効果的にパワープレーを仕掛ける浦安に立て続けに得点を奪われ、38分には4-4の同点となった。勝点3の獲得を目指し、さらにパワープレーを仕掛ける浦安に対し防戦一方となる横浜だったが、試合終了間際に浦安FPガリンシャがボールをこぼした隙を見逃さず、FP北野聖夜が無人のゴールにロングシュート。これが残り2秒でゴールネットを揺らし、横浜が勝利を引き寄せた。

 チームを率いる前田佳宏監督は「第1ピリオドは自分たちが狙っている形が作れ、幸先よく先制点を取ることができました。失点をしても取り返すことができましたが、まだ若いチームなのでパワープレーを受ける時間が長くなると、守備を担当する人数も限られ難しい部分がありました。今後はゲームを終わらせる能力や、時間帯や得点差によってプレーをコントロールすることも大事になってくると思います」と試合を振り返った。ひとつのシュートチャンスに対し、1人目、2人目が決められなくても3人目が詰めるという貪欲さが生まれたことについて、2年ぶりにキャプテンに復帰した宿本諒太は「今までは内容は悪くないと思っていても、記録を見るとシュート数が極端に少ない状態でした。とてもシンプルなことですが、シュートを打っていないから点が入らない。なので、『どんどんシュートを打とう』『打てば入るよ』とある意味で開き直り、チーム全体でシュートを意識できたことが一番大きかったと思います」と勝利の要因を語った。

©Y.S.C.C.

 2試合目では3連勝を狙う立川・府中と、開幕3連勝で首位を独走する名古屋が対戦した。Fリーグ開幕初年度から名古屋やペスカドーラ町田で活躍し、フットサル日本代表としても経験豊富な森岡薫の加入で注目を集めた立川・府中だったが、試合は終始名古屋のペースで進行する。9分、FP吉川智貴の左CKにFP星龍太がダイレクトで合わせ先制に成功すると、14分にはFP星翔太のアシストからFPオリベイラ アルトゥールが追加点を挙げた。2点ビハインドで第2ピリオドを迎えた立川・府中はまずは1点を狙うが、22分にFPペピータに、24分にFPアルトゥールに得点を許す。8分以上を残しFP皆本晃をGKに置いたパワープレーを仕掛けた立川・府中だったが、33分にはFP星翔太にパワープレー返しを浴び5点を追う苦しい展開に。その後、キャプテンのFP上村充哉が1点を返すが、名古屋にパワープレー返しを許し1-7で試合が終了した。

 敗れた立川・府中のキャプテン、上村は「完敗でした。これが今の立川・府中の実力です。負けた時は周りや環境などにベクトルが向きがちですが、自分自身を見つめ直して次節のフウガドールすみだ戦に向かいたいと思います」と試合を振り返り、「監督が変わって4試合を終え、いいところも出てきているので(オリンピック、パラリンピックとフットサルW杯に向けた)中断期間までの3試合をすべて勝ちたいと思っています。応援よろしくお願いします」とファン・サポーターにメッセージを送った。

 名古屋のフエンテス監督は「ここまでの4試合で一番いいゲームができました。勝ち切れたことだけでなく、ゲームの中で成長を見られました」と試合を振り返った。試合の翌日からフットサル日本代表の活動に入り、タイトなスケジュールを過ごす選手も多いことについては、「中断期間までの3試合でも、試合ごとに成長できることが理想です。そして、それを選手たちがW杯につなげていってくれればと思います」とコメントした。
 
この試合では出場時間が限られ、シュート数も1本にとどまった森岡薫は、今回のフットサル日本代表候補合宿には招集されていない。しかし、日本代表を率いるブルーノ・ガルシア監督は「ここ数年、海外に移籍しても(動向を)追ってきた選手の1人です。力は十分に知っていますし、重要なタレントとして見ていますが、(帰国のスケジュールもあり)今回のタイミングで参加してもらうのは難しかったと思っています」とメンバー構想の内にあることを示唆しており、W杯出場メンバーの発表に向け、さらなる注目が集まりそうだ。

森岡薫 ©FuchuAFC

各試合の結果は以下のとおり。

▼Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第4節 結果
湘南ベルマーレ 9-2 フウガドールすみだ
バルドラール浦安 5-6 Y.S.C.C.横浜
立川・府中アスレティックFC 1-7 名古屋オーシャンズ
シュライカー大阪 5-1 ボルクバレット北九州
バサジィ大分 4-4 ペスカドーラ町田
エスポラーダ北海道 2-1 ボアルース長野

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