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EXILE CUP 2019関東大会1…フウガドールすみだエッグスが2連覇達成

2019.07.18

EXILE CUP 2019 全国大会への切符を手にしたフウガドールすみだエッグス[写真]=野口岳彦

 7月6日、栃木県グリーンスタジアムサブグラウンドとメインスタジアムで「EXILE CUP 2019」関東大会1が開催され、関東全域から集まった51チームが愛媛県今治市で開催される全国大会の切符をかけて熱い戦いを繰り広げた。大会数日前まで雨の予報が出ていたものの、降雨はほとんどなく、時折晴れ間がのぞく絶好のサッカー日和のもと、大会は開催された。

 大会前に行われた開会式ではDEEPのYUICHIROさんがゲストとして登場すると、会場は大盛り上がり。そして、「この大会を最高の大会として、これから夢に向かって頑張ってください」と子どもたちにエールを送った。その後、参加選手全員でEXILEのÜSAさんが考案した「ダンス体操」でウォーミングアップ。みんなで元気よく楽しそうに体を動かして、試合に向けて体を温めた。

 サブグラウンドで実施された予選リーグは4チームずつ13のブロックに分かれて試合が行われ、各ブロック1位のチームと2位の中で成績上位3チームの計16チームが予選を突破するレギュレーション。メインスタジアムで開催される決勝トーナメントへの切符をかけて激しい戦いが繰り広げられた。

 昨年の王者であるフウガドールすみだエッグス(東京都)は予選でFE.アトレチコ 佐野(栃木県)に敗戦を喫したものの、2位の成績上位3チーム内に入り、順当に決勝トーナメント進出を決めた。そして、初戦のFC FUJIMINO(埼玉県)戦を1-0で勝ちきると、2回戦のダイナモ川越東FC(埼玉県)戦でも盤石な戦いを見せて3-0で勝利。準決勝では同じFリーグクラブの下部組織であるP.S.T.C. LONDRINA SF UM(神奈川)と対戦。ともに高い技術力を発揮した一戦は、前半に平内一聖くんが決めた1点を守り抜いたフウガドールすみだエッグスの勝利で終わった。

 逆のブロックから決勝に上がってきたのは下妻FC1984(茨城県)。予選リーグで3連勝を飾り、決勝トーナメント進出を果たした下妻FC1984は1回戦清原サッカースポーツ少年団戦で自慢の得点力を発揮して6-2の大勝を収める。2回戦の嵐山町サッカースポーツ少年団(埼玉県)戦を1-0で勝利して準決勝進出。そして、FC ZEAD(群馬県)との準決勝は吉浦ニコラス君が決めたゴールが決勝点となり、決勝へと駒を進めた。

 関東代表を決める決勝戦。試合開始とともにフウガドールすみだエッグスがペースを握り、スピーディーなボール回しで攻撃を仕掛けた。開始2分に中西丈司君が放った強烈なシュートはクロスバーに直撃するも、3分に中央をドリブル突破した平内君がゴールを決めて先制に成功。さらに4分には再び平内君がミドルシュートをたたき込み、5分には左CKから最後は水上乃亜君が技ありゴールを決めて3点のリードを奪う。一方の下妻FC1984も、前半終了間際にカウンターから抜け出した吉浦君がゴールを決めて1点を返した。

 しかし、その後もフウガドールすみだエッグスがペースを握る展開は変わらず。後半開始早々に水上君が追加点を挙げると、さらに畳みかけて角虎一君がダメ押しとなる5点目を決める。その後、下妻FC1984が猛攻を仕掛けるものの、GK伊藤鳳起君を中心に守備陣が粘り強く耐えしのいだフウガドールすみだエッグスが5-1で勝利し、大会2連覇を達成した。予選リーグで敗戦を喫しながらも、「そこから立て直せたことが良かった」と金川武司監督は選手たちの精神面の成長を称えた。また全国の舞台に向け、「感謝の気持ちとサッカーを楽しむ気持ちを持って戦ってきたい」と意気込みを口にした。

文=佐藤拓也 写真=野口岳彦

By サッカーキング編集部

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