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ロベルト・カルロスだけじゃない!シュライカー大阪のここを見ろ!

2018.09.07

 元サッカーブラジル代表のロベルト・カルロスが、現役復帰をすることで話題のDUARIGFリーグ2018/2019 第12節・第13節 共同開催 大阪ラウンド。話題はロベルト・カルロス一辺倒だが、大阪市に拠点を置くシュライカー大阪の監督、選手がこの一大イベントに懸ける思いは大きい。

 今回、比嘉リカルド監督、キャプテンの小曽戸允哉を中心に6名に「Fリーグ、シュライカー大阪のここを見てほしい!」という熱い思いを聞いた。

小曽戸允哉

―第10節で今季ホーム初勝利を挙げたが、チームの調子は
勝ったり負けたりを繰り返していますが、開幕に比べたらよくなっているという手応えは感じています。ホーム初勝利までは、正直長かったです。開幕から(ホームでは)ずっと勝ていなかったのでホッとしていますが、時間がかかってしまったことは自分自身とても気になっています。やはりホームで勝っているチームを見てほしい、『強い大阪』でありたいと思っています。

―全33節の2巡目のスタートを本拠地・大阪で迎える。ロベルト・カルロスの参戦で話題だがどのように捉えているか
決まったことはプラスに捉えて、Fリーグが盛り上がるようにしていきたいと思います。議論が起こることも、Fリーグにとってはプラス。うまくこれからにつなげていきたいですね。『ロベカル効果』もそうですし、全チームが集まるので、観客も集まると思います。そういった中でプレーができることは、とても楽しみです。初めて観る方や近くでやっているから見に行ってみようと来られた方が「フットサルって楽しい」と感じてリピーターになり、この先の試合にも来てくれるようにしていかないといけない。ホームタウンである僕たちの大きな役割だと思っています。せっかくこういう機会をいただいているのでやはり『いい試合をして勝つ』というところにこだわりたいです。

―チームと自身の見どころは?
チームはやはり攻撃力ですね。アルトゥール、チアゴもそうだし、日本代表の加藤(未渚実)も相井忍や芝野(創太)も、点を取れる選手がそろっていることは、大阪の魅力のひとつ。そこに注目してほしいですね。自分自身はその攻撃をうまく繋げるピースでありたいと、思っています。得点に関わっていくことはもちろん、ボールを前に運ぶことや、自分が動くことでスぺースを作る場面を見てほしい。初心者の方には分かりづらいかもしれませんが「あいつよく走ってるな」「どこにでもいるな」と思ってもらえたらうれしいですね。

相井忍

―チームの調子は?
直近の試合では負けてしまいましたが、決して悪くはないです。昨シーズンは失点が多かった分、今年もまだ少ないとは言えませんが、ディフェンスの練習にも多く取り組み、改善できていると思います。今、調子のいいチアゴ、アルトゥールの2人が得点を重ねているので、「シュライカー大阪といえば攻撃的なフットサル」というところを見てもらえたらな、と思います。

―初観戦の人に伝えたいフットサルの魅力は
集中して観たら疲れるスポーツ。シュートは多く飛ぶし、カウンター合戦になることもある。僕は初めて観る方には「休憩する暇はないですよ」と言っています。ゴールも1対1のコンタクトも多いので、そういうところを見て「もう一回来たい」と思ってもらえたらな、と。

―では、個人としての魅力は
奇抜なプレー。僕は(加藤)未渚実のようにドリブルで仕掛ける、といったタイプではなく「そのボールを胸でトラップするんだ」「そんな体勢からシュートが打てるんだ」というようなところを持ち味としています。その結果、ゴールにつながる。今シーズン、まだ全然得点できていないので、この2連戦は必ずそういうプレーからゴールを生むことを目標にしています。

―チームの魅力や大阪ラウンドに懸ける思いは

加藤未渚実
僕とアルトゥールとチアゴ、允さん(小曽戸允哉)や忍さん(相井忍)はそれぞれが個人でも点が取れるセットです。守備にはまだ課題がありますが、個で打開できる部分と(セットの)4人で打開する部分を見ていただけたらと思います。きっかけが何であれ、いつもより多くの方が、大阪に来てくれると思います。シュライカー大阪や他のチームを好きになってくれるきっかけを、生かすも殺すも選手の働きが大きいと思うので、そのチャンスをしっかり生かして、つまらないと思われないようにしたいですね。

アルトゥール
攻撃はチームの長所だと思いますし、守備もとてもハードにやっています。組織的な攻撃、相手の組織を崩す攻撃、頭を使ったプレーを見てほしいですね。得点が入らないゲームは見ている人にとってもあまりおもしろくないと思うので、相手が嫌がるプレーをして得点する場面を見せたいと思います。そういう攻撃を好きになってもらって、またシュライカー大阪を応援しにきてほしいなと思います。

チアゴ
僕たちには攻撃力があって、相手にとって危険な存在だと思っています。ブラジル人のフットサルのレベルは世界でも高いです。ボールがある場面はもちろん、ボールのない場面でのタイミングや技術を見てほしいと思います。カウンターもスピード感があり魅力があります。そういったところから、フットサルの魅力を感じてほしいと思います。

比嘉リカルド監督

―現在のチームの調子は
リーグ戦で勝ったり負けたり、まだ安定はできていません。大阪ラウンドという大きなイベントを控え、チームもモチベーションが高くなっているので、チームの攻撃、ゴールに向かう意識を見てもらいたいです。

―前節で敗戦し、2連戦を迎えるがこの1週間どのような取り組みをしたか
2連戦は、それぞれの相手に合わせた戦術を考えなくてはならず、選手は1日で切り替えなくてはならないので難しい部分ではあります。相手がどこであれ、『自分たちのフットサルのスタイル』を意識して、勝点6を取れるようにアグレッシブなフットサルを目指してトレーニングに取り組みました。

―ロベルト・カルロスの参戦については
とてもありがたいですね。ロベルト・カルロスがFリーグに参加してくれること、フットサルをプレーしてくれるということ。日本ではフットサルをプレーしている人は多いと思います。そういった人たちをFリーグに引っ張ってきてくれたらいいな、と。同じフットボール界、サッカーの弟のようなフットサルを、ぜひ見に来てほしいと思います。

DUARIG Fリーグ2018/2019 第12節・第13節 共同開催 大阪ラウンド
丸善インテックアリーナ大阪

9月7日(金)
17:00 名古屋オーシャンズ vs バルドラール浦安
19:30 湘南ベルマーレ vs 立川・府中アスレティックFC

9月8日(土)
10:00 フウガドールすみだ vs バサジィ大分
12:15 アグレミーナ浜松 vs エスポラーダ北海道
14:30 名古屋オーシャンズ vs Fリーグ選抜
16:45 シュライカー大阪 vs ヴォスクオーレ仙台
18:30 エキシビションマッチ「AbemaTV DREAMS vs F.LEAGUE DREAMS」
20:00 ペスカドーラ町田 vs バルドラール浦安

9月9日(日)
10:00 バサジィ大分 vs アグレミーナ浜松
12:15 フウガドールすみだ vs 湘南ベルマーレ
14:30 Fリーグ選抜 vs ヴォスクオーレ仙台(ロベルト・カルロス出場公式戦)
16:45 シュライカー大阪 vs 立川・府中アスレティックFC
19:00 エスポラーダ北海道 vs ペスカドーラ町田

By サッカーキング編集部

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