2018.07.27

楽しみながらチーム全員でつかんだ優勝! EXILE CUP 2018関西大会1は大阪市ジュネッスFCが制覇!

大阪市ジュネッスFCが関西大会1を制覇
サッカー総合情報サイト

 7月16日、「EXILE CUP 2018」の関西大会1が京都府京丹後市にある八丁浜シーサイドパーク多目的芝生広場で開催された。「EXILE CUP」は株式会社LDH JAPANが主催する、小学4年生から6年生を対象としたフットサル大会。全国の9地区12会場で予選大会が行われ、各会場の優勝チームが9月に愛媛県今治市で行われる決勝大会に進出する。9年目を迎えた今大会も、今年はこれが4会場目。京都府で開催されるのは初めてとなり、関西から52チーム453名が集まった。

 開会式では三崎政直京丹後市市長が来賓として挨拶し、選手に「ワールドカップでは日本代表がプレー以外でも、日本人として心ある行動が世界に響いています。監督、コーチの指導の成果を発揮してください。」と声援を送った。同じく応援に駆け付けた、LDH所属のHappiness川本璃さんも「今日は天気も良く暑いので熱中症に気を付けて、日頃の練習の成果を発揮してください。私も近くで皆さんを応援します」と激励した。その後は恒例となった大会スペシャルサポーターを務めるEXILE ÜSAさんが考案した「EXダンス体操」。選手たちは楽しみながら身体をほぐして、予選リーグが始まった。

 予選リーグは4チームずつ13ブロックに分かれて行われ、各ブロックの1位チームと、各ブロックの2位チームの中から成績上位の3チーム、合計16チームが決勝トーナメントに進出する。6つのコートで同時進行するために会場の様々な場所から声援が飛び、熱気に包まれた雰囲気となっていた。

 予選リーグで際立ったのはAブロックの大阪市ジュネッスFC(大阪)。初戦を7-0で好スタートを切ると、その後も大勝して3勝0敗、得失点差+37という圧巻の強さで決勝トーナメント進出を決めた。またKブロックのPENSAR FUTSAL SCHOOL(大阪)やDブロックのJFSアカデミー(大阪)、EブロックのマッチーズFC(京都)も好成績をあげている。Hブロックでは2勝同士のFCソルセウ(京都)となぎさFC C(兵庫)が最終戦で激突した。得失点差で劣るFCソルセウは1位通過の為に勝利が必要。2点リードされた後半に意地のゴールで反撃に出たが、守備が手薄となったところで追加点を奪われて敗れた。北村暁史監督は「最後は残念だったけど、この大会は他府県のいろんなチームと試合ができて、すごくいい経験になりました」と話している。

 大半のブロックで全勝チームが発生した中、二つのブロックが混戦となった。Mブロックではgatt2008(京都)と宝塚CABO夢チャレンジ(兵庫)の直接対決が注目を集めた。前半に互いに1点ずつを取り合った試合は、後半にgatt2008が2得点で突き放して勝利して1位通過を決めた。両チームともフットサルを専門とするチームで、局面での技術やセットプレーのデザインなど、随所に巧みなプレーが見られた。Iブロックは3チームが勝ち点6で並ぶ混戦となったが、その中で一際にぎやかだったのがシューダイFS(大阪)だ。サッカーチームとして活動していて、今大会に向けてフットサルの練習はしていない。宮本秀則監督が「細かいルールがわからん!」と潔くレフリーに教えを請えば、ベンチから指示を受けた選手もゲームの中で試行錯誤している様子が伺える。ただ、誰もが笑顔だ。サッカーとの違いを逆に楽しみながら、ボールを蹴って追いかける姿は清々しかった。惜しくも得失点差により予選敗退となったが、彼らにとって思い出に残る一日となったのではないだろうか。

 昼休みを挟んだ決勝トーナメントも、1回戦の8試合中4試合がPK戦までもつれ込むなど白熱した試合が続いた。準決勝の第1試合は大阪市ジュネッスFCが3-1で勝利。敗れたFC修学院イエロー(京都)のキャプテン東出文太郎君は「春に参加した大会に大阪市ジュネッスFCも出場していて、そのときは格上の相手でした。でも、今日戦ってみて僕たちも成長できていた」と手ごたえを感じていた。第2試合は2-2からPK戦にもつれ込み、最後はOZ 2018(大阪)が決勝戦進出をつかんだ。惜しくもベスト4敗退となったマッチーズFCだが、終了間際に同点ゴールを決め、PK戦では7人目の先行キッカーが外して絶対絶命の場面でGKが好守でピンチを救うなど、粘り強さを発揮している。それだけに松山裕嗣監督は「予選リーグの初戦で強豪のEDCさんに勝てて勢いに乗れた。チーム状況は良かったので、今日はいけるかなと思ったんだけど」と悔しさをにじませた。

 決勝戦は大阪市ジュネッスFCとOZ 2018の大阪勢対決となった。試合は開始早々に動く。大阪市ジュネッスFCは相手の背後へ抜け出した川口遼己(るき)君が先制点をあげると、ここからゴールラッシュが幕を開ける。2分、3分と川口君が追加点をあげて、なんと開始3分でハットトリックを達成。ロシアW杯で大会MVPに輝いたルカ・モドリッチ(クロアチア代表)が憧れと話す川口君は、小さな身体に秘められた技術・判断・献身性でそのモドリッチを彷彿とさせた。4-1で折り返した後半に活躍したのは山田逞人(たくと)君。巧みなボールタッチと正確なパスで何度もチャンスを作り、最後の7点目は自らが決めて試合を締めくくった。

 敗れたOZ 2018はサッカースクールで、選手たちは普段は別々のチームに所属している。このメンバーで揃って大会に出たのは今回が始めてだ。キャプテンの岡田翔君は「フットサルで攻守の切り替えや足元の技術が身に付いたので、今後にいかしたい」と話した。

 周囲を納得させる強さで優勝した大阪市ジュネッスFCは今大会、全ての試合で前半と後半でメンバーを入れ替えている。清水亮監督は「この大会は全員を出そうと決めていました。最近、8人制サッカーで調子が良くなかったのですが、子供たちの意見も聞いてEXILE CUPに挑みました。僕自身、子供たちを押さえつけがちだったので、それを変えました。サッカーを楽しんでやるのが目的ですからね」と優勝の要因を語った。決勝戦の前にも「気合を入れるなよ」と話していた姿が印象的だった。全国大会に向けて、川口君は「楽しくテンションを上げて、チーム一丸で優勝を目指します!」と力強く宣言した。

文=雨堤俊祐 写真=近藤 駿

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