2016.10.21

フットサル代表、ガルシア新監督が会見で抱負「日本が本来、いるべき場所へ」

新指揮官就任が決まったガルシア氏(中央)と北澤委員長(左)、田嶋会長(右)
サッカー総合情報サイト

 日本サッカー協会(JFA)は21日、フットサル日本代表のブルーノ・ガルシア新監督の就任会見を実施した。

 JFAは20日にガルシア監督の就任を発表。スペイン人指導者の同氏は1974年生まれの42歳で、現役引退後にコーチへ転身。1999年にスペイン2部のフェネ・エソル・ボアンダンサで指導を始め、2001年には同クラブの監督に就任した。以降は国内の数々のクラブで指揮官を歴任。1部のアスカル・ルーゴや2部のグラナダなどで指揮を執り、2012年からは中国のクラブでも監督を務めた。

 そしてガルシア監督は、2013年にペルー代表の指揮官に就任。翌2014年からはベトナム代表の監督を務め、2016年に開催されたAFCフットサル選手権では、準々決勝でディフェンディングチャンピオンだった日本をPK戦の末に破った。ベトナムをワールドカップ初出場へ導き、本大会でも決勝トーナメント進出を果たしている。大会終了後、同監督は指揮官を辞任。去就に注目が集まっていた。

 日本代表の新指揮官となったガルシア監督は「今回、オファーを受けることができて嬉しく思います。監督として一番大事なのは、大きな目標を持つこと。今回はそれが(協会側と)一致した。A代表が強いことは当然ながら大事だが、それだけでは十分ではないと思っている。それを支えていく指導者の育成や普及、裾野の拡大が不可欠だ。アジアにおいてこの8年間、日本はリーダーシップをもってフットサル界を引っ張ってきた。そういう状況の中で、(ミゲル・ロドリゴ前監督に)引き続き、日本サッカー協会がスペインの指導者のレベルに期待して自分を採用してくれたことを嬉しく思っている」とコメント。就任の喜びを語った。

「いろいろな側面で話を聞いて、プロジェクトのいろいろな部分に魅力を感じた。やりたいと思ったのは、そういうプロジェクトを引っ張ってきた前任者の後を継げることに意義の大きさを感じたからだ。全て(の面で)の協力を約束する。本来、日本がいるべき場所に立ち返り、さらに引き上げていくこと。自分の野心は、それを成し遂げてみせるということで満ちている」

「短期目標としては、次のアジア選手権(AFCフットサル選手権)で表彰台に上がること。口に言うほど簡単なことではないが。それを達成して徐々にレベルを上げて、次のワールドカップの出場権を勝ち取る。出場を決めることができた時には、(本大会での)目標設定を改めてしたい」

 会見に同席したJFAの田嶋幸三会長は「今回、北澤(豪)委員長、小西(鉄平)ダイレクターを中心に初めて技術委員会を立ち上げ、広くフットサルを広めること、男子、女子各年代の様々なプランを考えていただきました。指導者養成はもちろんです。フットサルの位置づけ、新しいスタートを切るにふさわしい監督が来てくれたと思います」と述べ、「残念ながら、コロンビアで開催されたW杯に我々は出場できませんでした。そして、ベトナムをベスト16に導いた彼(ガルシア監督)の手腕を評価したうえで、北澤委員長を中心に選びました。我々は全面的なサポートをしていきたいと思っています」と続けた。

 JFAのフットサル委員長を務める北澤氏は「監督を決めるにあたり、技術部の小西テクニカルダイレクター、小森(隆弘)サブダイレクターを中心に必要な要素を出していかないといけなかった。力がありながらW杯に行けなかった。大事なことは強化で、日本人の指導者を育てたい(という意向があり)そこに力を貸してくれる監督(を選んだ)。30人くらいのリストがあったが、(JFAの意向を)理解してくれた監督を選んだ」と、監督選定の経緯を明かしている。

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