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粘りを見せた神戸がすみだを下す 湘南はホーム最終戦で名古屋に勝利/Fリーグ第28節

2015.11.09

勝利のダンスを踊る湘南ベルマーレの選手たち 写真=Fリーグ

 11月7日、8日の2日間にわたり、Fリーグ2015/2016 第28節の6試合が行われた。
 
 大分、府中、浦安といった順位が上の相手に対し、逆転されての敗戦が続いていたデウソン神戸。その神戸が粘りを見せた。3位フウガドールすみだとの対戦は、開始わずか27秒で失点。しかし、6分、すみだのパスに飛び出したGK冨金原徹が前線へボールを送ると、これを受けた岡崎チアゴがロドリゴにつなぎ同点に。1-1で前半を折り返す。24分にはロドリゴのキックインから松宮充義のダイレクトシュートが決まり2-1。不運な形で同点にされるも神戸の選手たちは諦めなかった。すみだのパワープレーをしのぎ、最後の1秒まで気迫のプレーを続けた神戸が5-4で勝利を収めている。
 
 小田原アリーナが歓喜の緑に染まった。湘南ベルマーレはリーグ8連覇、今季も首位をひた走る名古屋オーシャンズと対戦。まずは王者が牙をむく。2分にペドロコスタのゴールで先制すると、時間をかけてビルドアップし、無理に攻めこまない余裕を見せた。攻め切れない湘南は7分と早い段階でタイムアウトを取る。すると、何度もチャレンジを続け、GK三浦拓の好セーブで失点を防いだ湘南にチャンスが訪れた。安藤良平の鋭いシュートが名古屋ゴールに突き刺さり1-1の同点とすると、そのまま前半を終える。迎えた後半、この日スタメン出場からわずかな交代の時間をのぞき出場し続けた小野大輔が、自陣からロングパスを放つ。これが絶好のチャンスとなり、刈込真人の粘りのゴールで勝ち越しに成功。名古屋のシュートがポストをかすめるなど、運もこの日は湘南に味方した。パワープレー返しで2点を追加し、4-1と快勝。今季ホーム最終戦を勝利で終えている。

 また、星翔太、高橋健介、三木一将と主力を欠いたバルドラール浦安はエスポラーダ北海道に逆転勝利を収め、プレーオフ進出に望みをつないだ。
 
 第28節の試合結果は以下のとおり。

 すみだ 4-5 神戸(町田)
 町田 2-1 浜松(町田)
 仙台 3-4 大阪(仙台)
 大分 3-1 府中(大分)
 北海道 1-2 浦安(きたえーる)
 湘南 4-1 名古屋(小田原)


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