2015.08.04

アジア連覇を懸け、名古屋決勝ラウンド進出決定/AFCフットサルクラブ選手権

名古屋オーシャンズ
1戦目終了後に記者会見に臨んだビクトル・アコスタ監督(名古屋) [写真]=名古屋オーシャンズ

 7月31日に開幕したAFCフットサルクラブ選手権イラン2015。2010年の第1回大会から6年連続での出場となる名古屋オーシャンズはアジア2連覇を懸けてグループリーグに臨み、1勝1分、グループ2位の成績で決勝ラウンドに駒を進めた。

 グループリーグ初戦では、ウズベキスタンのロコモティフFCと対戦。前回大会でも対戦したロコモティフは序盤、昨年同様ハーフに引いて守備ブロックを作り、カウンターと速攻で得点を狙う。対する名古屋はボールを保持する時間を長くし、押し込んだ攻撃、奪われても相手陣内でプレスをかけ相手にボールを保持させない、という国内のリーグ戦でも見られる戦術を展開した。
 
 前半2分、相手の守備にずれを生じさせると、右サイドからカットインした酒井ラファエル良男が先制。その後も名古屋がボールを保持し、ロコモティフが耐えるという試合が展開されたが、前半15分、ロコモティフにFKを与えてしまい同点とされる。前半18分、引いている相手に対して深さと幅を効果的に使った名古屋は、酒井がこの日2点目となる勝ち越しゴールを挙げ、前半を2-1で折り返す。初戦という緊張感の中、会場であるイスファハンの極端に低い湿度や標高1,500mといった環境に体が順応しておらず、相手のペースに合わせてしまった印象の前半だった。

 迎えた後半、開始間際に右サイドから星龍太がシュート。これがファーサイド下に決まりリードを2点に広げると、31分に前鈍内マティアスエルナン、33分にペドロコスタが得点を重ね、相手のパワープレーから1点を失ったものの5-2で勝利。一試合を通じて、動きの強度、回復具合の悪い面もあったが、そのようなコンディションの中で初戦を勝ち切れたことが連覇への自信へと繋がった。

 グループリーグ2戦目はキルギスのMFC エムゲクと対戦。試合開始早々、相手ゴール前で前鈍内がカットしたボールを酒井に繋ぎ、GKと1対1のチャンスをつかむものの決め切れず、9分には相手にFKを与えて失点。2試合連続でFKからの失点はやや集中力を欠いたと感じるものだった。13分には1戦目ではメンバー外だったセルジーニョが同点弾を決め、その後もボールを保持して攻めるものの得点は奪えず前半を1-1で折り返す。

 後半もゴール前での決定機をいくつか作るも得点は奪えないが、相手のカウンターに対しては集中した守備への切り替えでしっかりと対応した。中盤には両者5ファウルとなり、35分にエムゲクの6つ目のファウルで第2PKを得ると、これを森岡薫が決め2-1。エムゲクのパワープレーにもしっかりと対応していた名古屋であったが、残り時間わずか5秒でエムゲクに第2PKを与えてしまい失点。直後に名古屋もパワープレーを行ったが得点を奪うことができず2-2で試合が終了した。この結果、グループ2位で決勝トーナメント進出が決定した。

 2戦目の前半では守備でのミスが多く見られた。また、国内のリーグ戦とは違い、相手が予想外の展開を狙ってくることもあり、先読みしすぎて後手に回るシーンもあった。しかし後半は、選手の動きも多く、スピードが上がりボールも多く動かすことができていた。守備への切り替えも早く、相手のカウンターを止める場面も見られ、1戦目よりもいい状態で臨めていた。

 準々決勝では開催国イランのタシサット・ダリャエイと対戦する。難しいゲームになることが予想されるが、日本の王者として、また、アジアのディフェンディングチャンピオンとして、強い気持ちを持って臨んでほしい。

(取材協力:名古屋オーシャンズ)

▽グループリーグB
名古屋オーシャンズ(日本) 5-2 ロコモティフFC(ウズベキスタン)
名古屋オーシャンズ(日本) 2-2 MFC エムゲク(キルギス)

▽準々決勝
8月4日(火)19:30キックオフ(日本時間 24:00)
名古屋オーシャンズ (日本) vs タシサット・ダリャエイ(イラン)

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