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Fリーグ オーシャンカップ2014 大会2日目……大歓声の後押しを受けた湘南が逆転勝利

劇的な逆転勝利を収めた湘南がサポーターの前で“勝利のダンス”を披露した [写真]=本田好伸

140523_SK_OAC_01 23日、Fリーグ オーシャンカップ2014の2日目が小田原アリーナで行われ、準々決勝で勝利した名古屋オーシャンズ、シュライカー大阪、ペスカドーラ町田、湘南ベルマーレの4チームの準決勝進出が決定。地域リーグの代表として名古屋に挑んだミキハウスフットサルクラブも王者を相手に6得点を奪う乱打戦を演じたが、最後に力及ばずに涙を飲んだ。

 この日、最も会場が沸き上がったのは、前日の試合で勝利したフウガドールすみだとホーム開催となる湘南ベルマーレの一戦だった。試合は序盤からすみだが優勢に進め、前半を2−0で折り返すと、後半25分にも田村佳翔がゴールを挙げてリードを広げる。これで試合の行方は決まったかに思われたが、ここから予想外の展開が待っていた。

 30分に岡野健の強烈なミドルシュートで湘南が1点を返したことで、「全員がまだいけるという気持ちになった」(伊久間洋輔監督)と息を吹き返す。そして32分からはGKをフィールドプレーヤーの内村俊太に替えたパワープレーで攻勢を強めていくと、34分、35分にボラの立て続けのゴールで試合を振り出しに戻した。会場はホームチームの応援に駆け付けた観客の大歓声で、一気にヒートアップしていた。

 迎えた37分、試合は最高潮を迎える。右サイドでパスを受けた内村が持ち上がって右足を一閃すると、ボールはゴール左隅へと突き刺さる。すみだは最後の最後まで猛攻を仕掛けるが、鳴り止まない声援の後押しを受けた湘南がしのいでタイムアップ。湘南が、まさに地の利を生かした戦いで見事な逆転劇を演じた。

 そして湘南は、サポーターと一緒になって勝利後の恒例“勝利のダンス”で喜びを分かち合った。「応援してくださった方々に楽しい試合を見せられたことは、(そういう試合の雰囲気を作ってくれた)フウガドールすみだにも感謝している。ここはホームなので、選手には(また明日の試合に向けて)しっかり戦おうと伝えたい」(伊久間監督)。今シーズンから指揮を執る伊久間監督は、初陣での勝利に安堵しながらも兜の緒を締めることを忘れていなかった。

 一方で敗れたすみだにとってはFリーグの洗礼を浴びた恰好となった。チームを指揮した須賀雄大監督も、「この大会で勝つことを目標に臨んできたので、負けてしまって言い訳はない。実力不足が敗因」と悔しさをにじませていた。しかし、今大会で得たものも大きかったようだった。「選手たちもみんな、改めてFリーグは面白いなって感じていると思う。この試合を糧にしてやっていきたい。湘南の最後まであきらめない気持ちは本当に素晴らしかった。リーグでリベンジしたい」。

 果たして湘南は、“あと2回”勝利のダンスを踊れるのだろうか。明日24日に行われる準決勝に注目が集まる。

~北條初夏の陣 wz WARRIOR~ Fリーグ オーシャンカップ2014 in 小田原アリーナ
開催日:2014年5月22日〜25日
会場:小田原アリーナ/神奈川県

[2日目/準々決勝試合結果]
10:00 名古屋オーシャンズ 8-6 ミキハウスフットサルクラブ
12:00 シュライカー大阪 6-3 府中アスレティックFC
14:00 バサジィ大分 1-2 ペスカドーラ町田
16:00 フウガドールすみだ 3-4 湘南ベルマーレ

[3日目/準決勝対戦カード]
15:00 名古屋オーシャンズ vs シュライカー大阪
17:00 ペスカドーラ町田 vs 湘南ベルマーレ

写真・文◆本田好伸


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