ルーカス ポドルスキが初タイトルをヴィッセル神戸にもたらすことができるか!? [写真]=Getty Images
天皇杯JFA第99回全日本サッカー選手権大会決勝を翌日に控えた31日、初のタイトル獲得に挑むヴィッセル神戸が新国立競技場で前日練習を行った。
メディアに公開された冒頭15分ではパス回しを中心としたトレーニングで、時折、笑い声が聞こえる中、リラックスした様子を見せていたルーカス ポドルスキ。「いつもの試合と同じで、特に変わったことはない」と取材エリアでも笑みがこぼれた。
「今までと同じようにいいプレーをして、同じようにプレーをすれば、必ずいい結果が付いてくる。ファイナルということで大きい話をしたがりますが、本当に僕らは楽しんでピッチに入り、試合を楽しめばいい結果が付いてくると思っている」
過去には、バイエルン・ミュンヘン時代にDFBポカール、アーセナル時代にはFAカップなどで、カップ戦ファイナルの経験を持つポドルスキ。それだけに「どの試合も全く同じ気持ちで臨んでいる」とその秘訣を口にする。「もちろん決勝は特別なものがあるけれど、いつもと同じように自分の戦う気持ちと、試合に向かう姿勢は、神戸にいても、東京にいても、どこにいようが自分のすべてを出し切るだけです」。
常勝軍団・鹿島アントラーズに勝てば、神戸にとっては初のタイトルとなるが、「神戸を支えてくれるみんなと一緒に勝って、カップを持って帰りたい」。そんな思いを込めて、ポドルスキは明日の決勝に挑む。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト