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まさかの3失点完封負け…名古屋の風間監督「完全に1対1で負けていた」

2019.07.03

名古屋グランパスは鹿屋体育大学に完封負けを喫した

 第99回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦が3日に各地で行われ、名古屋グランパスは鹿屋体育大学をホームに迎えた。

 名古屋はなかなか主導権が握れず、前半をスコアレスで折り返した。後半に入ると、鹿屋体育大学が立て続けにゴールを生み出し、名古屋は0-3で敗れた。

 名古屋を率いる風間八宏監督は「今日のチームのパフォーマンスでは、どことやっても勝てない。それだけですね。鹿屋体育大学のほうは恐れずに、自分たちを出していた。我々の選手は何か怯えているように見え、1対1で負けていては話にならない」と試合を振り返った。

 また、「気持ちの部分というより、完全に1対1で何度も負けていた。心技体というものを子どもたちが見て『この人たちはプロなんだ』と思わせるものですが、その部分ですでに負けている選手がいた。これは寂しいこと。丁寧なプレーを出せずに怯えたプレーをたくさんしてしまった。これは本当にやってはいけない」と悔やんだ。

 一方、鹿屋体育大学の監督は「鹿屋が記録的大雨で小中学校も休校になっている。いいニュースを届けられてよかった。粘り強く守った結果、0に抑えられた。今年の運を全部使い切っちゃったかなと思うようなところもありますけど、集中したいいゲームでした」とコメントした。

 鹿児島県鹿屋市は大雨が降り続いている。このことについては「普段から地域貢献として、小中学生のチームを持っていて小学校の指導も一生懸命やっている。100人近くで、地域に頑張っている。いいお知らせを届けられた。どういう状況なのか分からない部分もある。できることを見つけて、恩返ししたいと思います」と語った。

By サッカーキング編集部

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