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C大阪が逆転勝利でJ参入後初の天皇杯制覇! 尹監督就任初年度で2冠を達成

2018.01.01

C大阪が延長戦を制し、天皇杯優勝を飾った [写真]=Getty Images

 天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝が1日に行われ、セレッソ大阪横浜F・マリノスが対戦した。

 今季2冠に王手をかけているC大阪は10番を背負う山口蛍がケガから復帰。準決勝はベンチスタートとなった柿谷曜一朗も先発メンバーに名を連ねた。対する横浜FMは準決勝から先発を2名変更。ダビド・バブンスキーと伊藤翔がスタメンで起用されている。

 開始8分、いきなり試合が動く。下平匠のアーリークロスを伊藤が胸トラップから冷静にゴールへ流し込み、横浜FMが幸先良く先制した。対するC大阪は先制直後から攻勢を強めるが、決定的なチャンスは生み出せず。1点リードの横浜FMだったが、前半終了間際の44分にアクシデント発生。山中亮輔がふくらはぎを痛めてプレー続行不可能に。遠藤渓太が急遽ピッチへ送り出された。前半は0-1で折り返す。

伊藤翔

伊藤が準決勝に続き2試合連続ゴール [写真]=Getty Images

 後半に入り65分、水沼宏太のミドルシュートをGK飯倉大樹がセーブ。弾いたボールを松原健がクリアしたものの、こぼれ球を拾った山村和也がシュートを突き刺し、C大阪が同点に追いついた。その後、C大阪はリカルド・サントス、横浜FMはウーゴ・ヴィエイラを投入し、互いに勝ち越し点を狙ったが得点は生まれず、1-1でタイムアップ。試合は延長戦に突入する。

山村和也

こぼれ球を拾った山村がシュートを突き刺す [写真]=Getty Images

 95分、山村が対角線上にクロスを送ると、最後は水沼が頭で合わせ、C大阪がついに勝ち越しに成功する。その後はFW起用の山村を最終ラインに下げる守備シフトで横浜FMの反撃を許さず、試合は2-1で終了。

水沼宏太

水沼が勝負を決める勝ち越し弾 [写真]=Getty Images

 120分の激闘を制したC大阪が43大会ぶり4度目(前身を含む)の天皇杯優勝を成し遂げた。Jリーグ参入後の天皇杯制覇は初で、JリーグYBCルヴァンカップと合わせて尹晶煥監督就任1年目で2冠を達成した。

 優勝したC大阪はストレートインでAFCチャンピオンズリーグの出場権を獲得。また、2月10日(土)に開催されるFUJI XEROX SUPER CUPで明治安田生命J1リーグを制した川崎フロンターレとの対戦が決定した。

【スコア】
セレッソ大阪 2-1 横浜F・マリノス

【得点者】
0-1 8分 伊藤翔(横浜FM)
1-1 65分 山村和也(C大阪)
2-1 95分 水沼宏太(C大阪)

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