天皇杯決勝の鹿島戦後、ファンに挨拶をする大久保嘉人 [写真]=JFA
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝が2017年1月1日に行われ、川崎フロンターレは鹿島アントラーズに延長戦の末に1-2で敗戦。今季限りで川崎退団が決定的なFW大久保嘉人が、試合後に思いを語った。
2013年にヴィッセル神戸から川崎に加入して4年間、J1リーグ得点王に3度も輝きながらあと一歩のところでタイトルを逃してきた大久保。敗戦の理由を問われると、「なんですかね、分析はないです。(もう)違うチームだから(笑)」と、冗談めかして答えた。
大久保にとって川崎での最後の試合となったが、「楽しくできました」とコメント。「(サポーターには)最後ちゃんと伝えたかったけど、泣いてしまった。全部言えなかったね。すごくいい雰囲気を作ってくれた」と、支えてくれたファンへの感謝の思いを口にした。
川崎での思い出については「いっぱいありますよ。本当に全部」と語り、ともにチームを引っ張ったMF中村憲剛にも言及。「最高(のパートナー)でしたね。良かったです」と、言葉少なに振り返った。
By サッカーキング編集部
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