2017.01.01

鹿島、6年ぶり5度目の天皇杯制覇!川崎との120分の激闘を制し19冠達成

鹿島アントラーズ
6年ぶり5度目の天皇杯優勝を果たした鹿島アントラーズ [写真]=JFA
サッカー総合情報サイト

 第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝が2017年1月1日に市立吹田サッカースタジアムで行われ、鹿島アントラーズと川崎フロンターレが対戦した。

 52年ぶりの関西開催となった決勝は、2016年のJリーグ王者・鹿島と同3位の川崎の対戦となった。両チームは昨年11月に行われた明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ(CS)準決勝で対戦。鹿島が1-0で川崎を下して決勝に進出し、歴史的な大逆転での年間優勝につながった。しかし、この日はCS準決勝で決勝点を決めたFW金崎夢生が体調不良により欠場。FW赤崎秀平が代役を務める。一方、この試合を最後に風間八宏監督が退任する川崎は、MF大島僚太が約2カ月ぶりに先発復帰。退団が濃厚となっているFW大久保嘉人もスターティングメンバーに名を連ねた。

 序盤からボールをキープして攻勢をかけるのは川崎。13分、大久保が小林悠とのパス交換からエリア内に進入。右足でループ気味のシュートを放ったが、ここはGK曽ヶ端準がなんとか片手でカットした。さらに18分、エリア手前でエウシーニョからパスを受けた小林がダイレクトシュートで相手ゴールを脅かしたが、ここもGK曽ヶ端がなんとか弾き返した。28分には右サイドを突破した小林が中央へ折り返すと、登里享平がゴール前に飛び込んだが、シュートは惜しくも枠の左へ外れた。

 なかなか決定機を生み出せない鹿島は前半終盤にゴールチャンスを作る。36分に西大伍がヘディングシュートでゴールネットを揺らしたが、ここは山本脩斗がオフサイドポジションにいたとして得点は認められなかった。続く42分に鹿島が右CKを獲得すると、遠藤康のクロスから山本がヘディングシュート。これがゴール左下に決まり、鹿島が先制に成功した。このまま鹿島が1点をリードしてハーフタイムを迎える。

 鹿島はハーフタイムに先制点を挙げた山本を下げ、ファン・ソッコを投入。一方、リードを許す川崎は登里を下げて三好康児を投入した。すると54分、川崎は三好からエリア内右でスルーパスを受けた小林がゴール左下にシュートを蹴り込み、同点に追いつく。

 追いつかれた鹿島は61分にチャンス。赤崎が相手DFの裏に抜け出し、GKとの一対一となりかけたが、シュートはやや力がなく正面に飛んでしまった。

 一方の川崎もビッグチャンスを迎える。65分、カウンターから右サイドに抜け出した小林がドリブル突破からエリア内に進入。切り返しでDFをかわして左足シュートを放ったが、ここは惜しくも左ポストを叩き、得点には至らなかった。鹿島は67分に赤崎を下げ、鈴木優磨を投入した。

 川崎は86分に前線で小林がこぼれ球を拾い、エリア内右で中村憲剛からリターンを受ける。やや角度がなかったため、小林はクロスを選択。しかし、鹿島DFがなんとか体を張ってクリアした。鹿島は88分に小笠原満男を下げ、ファブリシオをピッチに送り込んだ。このまま90分では決着がつかず、15分ハーフの延長戦に突入した。

 延長前半立ち上がりの93分に鹿島がチャンスを迎える。川崎DFのクリアミスを拾ったファブリシオがエリア内からシュートを放ったが、エドゥアルドがなんとかゴールライン手前でクリアした。しかし直後の94分、CKの流れからエリア内でこぼれ球を拾ったファブリシオがゴール右にハーフボレーシュートを蹴り込み、鹿島が勝ち越しに成功した。

 再びリードを許した川崎は98分に田坂祐介を下げて森谷賢太郎を投入した。直後の99分、鹿島が再びCKを獲得すると、クロスボールをファブリシオが頭で合わせたが、ここは左ポストを直撃。追加点とはならなかった。

 川崎は延長後半から大島を下げて森本貴幸を投入して最後の反撃に出たが、鹿島がしっかりとブロックを組んで攻撃を跳ね返し、逆にカウンターからチャンスを作る。

 このまま鹿島が2-1で川崎を下し、6年ぶり5度目の天皇杯制覇で明治安田生命J1リーグとの2冠を達成。また、クラブ通算獲得タイトルを19に伸ばした。一方、川崎は悲願の初タイトル獲得とはならなかった。

【スコア】
鹿島アントラーズ 2-1 川崎フロンターレ

【得点者】
1-0 42分 山本脩斗(鹿島)
1-1 54分 小林悠(川崎)
2-1 94分 ファブリシオ(鹿島)

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