2016.12.25

「このメンバーであと2試合」…中村憲剛、天皇杯制覇へ「悔いが残らないように」

中村憲剛
先制点を挙げた大久保(左)を祝福する中村(右) [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会準々決勝が24日に行われ、川崎フロンターレは2-1でFC東京を下し、準決勝へ駒を進めた。

 MF中村憲剛が「自分たちの形で、手応えを感じながらやれた」と振り返った通り、序盤から試合の主導権を握った川崎は20分にFW大久保嘉人、28分にDFエウシーニョがゴールを挙げると、終盤の反撃を1点に抑え、ベスト4進出を決めた。

 明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ準決勝で鹿島アントラーズに敗れてから約1カ月ぶりの試合となったが、中村は「普段の練習から試合を意識してやっていこうと話していたし、いい準備をした結果だと思います」とコメント。この日は立ち上がりから相手が混乱しているのを「感じていた」ようで、「落ち着いていい入り方ができた」ことを勝因に挙げた。
 
 今季、チームとしては惜しくもリーグタイトルを逃したが、中村は自身初のJリーグ年間最優秀選手賞に輝いた。

「反響しかないですよ(笑)」というほど周りから祝福の声が届き、「そういうので、改めてそれだけのことをしたんだなって実感する。メールも『よかったね』じゃなく、『自分のことのように嬉しい』って言う人がすごく多くて、そういう人にお世話になってここまで来たんだなっていうのを改めて感じられた。本当に1人で取った賞じゃないと思います」と、改めて周囲への感謝を口にしている。

 36歳でのMVPは史上最年長。授賞式で「カズさん(三浦知良=横浜FC)は別格で、36歳の自分はまだまだ」と話していた中村は、自身の将来については「わからない」と述べつつ、さらに前進していくことを誓った。

「先のことはわからないです。36歳でMVPを取るとは思わないから。30歳のとき、全然そういうふうには思わなかったし、35歳までやれているかもわからなかった。もう自分でもわからない人生だから、自分で一歩一歩踏みしめていくしかないなと思っています」

 そして、悲願の初タイトル獲得へ向け「このメンバーとスタッフでやるのも(最大で)あと2試合ですし、とにかく悔いが残らないように、勢いを持って臨むだけかなと思います」と意気込みを語った。

 川崎は29日に天皇杯準決勝で大宮アルディージャと対戦する。

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