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昇格即3冠達成のG大阪、長谷川監督「全員が同じ方向を向いている」

2014.12.13

3つのトロフィーを手にした長谷川監督 [写真]=Getty Images

 天皇杯決勝が13日に行われ、ガンバ大阪モンテディオ山形が対戦した。ガンバ大阪が3-1で勝利し、5年ぶり4度目(前身の松下電器時代も含む)の優勝を成し遂げた。チームを率いる長谷川健太監督が、試合後のインタビューに応えている。

 清水エスパルス監督時代の2005年、2010年と2度の天皇杯決勝を戦った長谷川監督。しかし、どちらの大会でもカップを掲げることは叶わなかった。自身3度目の挑戦で初優勝を遂げたことに「嬉しいですね。今日の試合も簡単にはいかなかった。選手たちが最後まで自分たちのサッカーにこだわりながらやってくれた」と、笑顔をのぞかせた。

 一時は1点差に追い上げられた試合展開に、「前半、後半の立ち上がりにもう少し早く決めてくれたら楽だったんですけど、よくやってくれたと思います」と、厳しい中での勝利に安堵の表情を浮かべている。

 二人で同試合の3ゴールを決めたFW宇佐美貴史、FWパトリックの2トップについては「彼ら二人(宇佐美、パトリック)ばかりがクローズアップされますけど、守備陣が頑張ってくれた。チーム全体の勝利だと思っています」と述べ、両者を労いつつも、チーム全体で勝ち取った栄冠であることを強調した。

 J2からの昇格1年目で、ヤマザキ・ナビスコカップ、J1リーグ戦、天皇杯と国内3冠を達成したことについては「きちんと全員が同じ方向をむいてるから3冠をとれた。最高の形でシーズンを締めくくることが出来て、本当に幸せ」と喜びを噛み締めた。

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