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天皇杯の規程改訂…高校年代チームは参加不可、8強で1000万円の強化費

2014.11.13

理事会の決定事項を報告した原博実専務理事

 JFA(日本サッカー協会)は13日、2014年度第11回理事会の報告を行い、原博実JFA専務理事が出席。天皇杯の開催規程を改訂したことが明らかになった。

 主な変更点として、第2種加盟登録チーム(18歳未満で構成されるチーム)が大会に参加できなくなったこと、準々決勝進出チームに1チーム辺り1000万円のチーム強化費が新たに支払われることが挙げられる。

 天皇杯には第1種登録チームのみが参加できることになったため、高校やユースチームは大会に参加できなくなった。1996年の第76回大会から第2種登録チームは天皇杯に参加できるよう、規程が改訂され門戸が広がったが、高校年代の公式戦が増え、天皇杯の地区予選と重なることも起きるようになった。現場からの声もあったため、第2種委員会の意向を酌んで、改訂となった。

 また、強化費は現在、優勝チームに1億円、準優勝チームに5000万円、第3位チームに1チームあたり2000万円が支払われるが、新たに強化費が支払われるクラブが増えることになった。

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