FOLLOW US

浦和、大邱と痛恨スコアレスドロー…圧倒した前半でチャンス決めきれず

2022.04.24

浦和と大邱が対戦した [写真]=Getty Images

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループF第4節が24日に行われ、浦和レッズ(日本)と大邱FC(韓国)が対戦した。

 21日に行われた前節でも両者は顔を合わせ、大邱が1-0で勝利していた。リベンジを期す浦和は、同試合から先発を5人変更。外国人枠の関係でキャスパー・ユンカーが、警告の累積で岩尾憲がメンバーから外れ、アレックス・シャルクダヴィド・モーベルグらがスタメンに名を連ねた。

 引く相手を崩せなかった前回対戦の失敗を繰り返したくない浦和は、序盤から圧力をかけて押し込み続ける。5分、スルーパスに抜け出したモーベルグが折り返すと、飛び込んだシャルクが合わせるが、相手GKに阻まれる。さらにこぼれ球を回収したモーベルグもゴールを狙うが、相手DFのブロックに阻まれた。

 13分にはモーベルグがドリブルで右サイドから中央へと切れ込む。ペナルティエリア手前で左足を振り抜いたが、相手GKのセーブに遭う。さらに35分、ペナルティエリア手前でパスを受けた江坂任が左足でコントロールショットを放ったものの、ゴール左上を狙ったシュートは枠を外れた。浦和は大邱を圧倒しながらもゴールが遠く、スコアレスで折り返す。

 後半に入ってからは浦和にとって納得のいかない判定が相次ぎ、疲労も相まってフラストレーションが溜まる展開となる。状況を変えたいリカルド・ロドリゲス監督は66分、関根貴大とシャルクを下げて、松尾佑介大畑歩夢を投入。大畑を左サイドバックに置き、明本考浩を最前線に移す。

 さらに75分には平野佑一を投入。それでもスコアが動かないなか、浦和は80分にアクシデントが発生してしまう。酒井宏樹がスプリントの際に負傷し、馬渡和彰との交代でピッチを後にした。

 85分、浦和に絶好機が到来。右サイドの深い位置で3人を引きつけた江坂が、その背後にパスを通し、伊藤敦樹が抜け出す。伊藤がペナルティエリア右からグラウンダーのボールで折り返すと、ゴール前で明本が合わせたが、シュートは当たり損ねとなってゴールには至らない。

 試合はこのまま終了し、両者勝ち点「1」を分けあった。2勝1分1敗で並んでいるが、当該クラブ同士の対戦成績で上回る大邱が首位に立っている。次節は27日に行われ、浦和はライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)、大邱は山東泰山(中国)と対戦する。

【スコア】
浦和レッズ 0-0 大邱FC

【スターティングメンバー】
浦和レッズ(4-4-2)
鈴木彩艶酒井宏樹(80分 馬渡和彰)、岩波拓也アレクサンダー・ショルツ明本考浩ダヴィド・モーベルグ伊藤敦樹柴戸海(75分 平野佑一)、関根貴大(66分 松尾佑介);江坂任アレックス・シャルク(66分 大畑歩夢

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO