AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループI第3節が2日に行われ、川崎フロンターレとユナイテッド・シティ(フィリピン)が対戦した。
今大会のグループステージはセントラル方式で開催され、グループIはウズベキスタンの首都タシュケントで行われた。川崎は初戦の大邱FC戦で苦しみながらも勝利を収め、2戦目で北京FCに大勝して2連勝を飾った。
立ち上がりは川崎がボールを支配するが、川崎はユナイテッド・シティの守備に苦戦。24分、中央の山根視来が浮き球のスルーパスを前線に送ると、抜け出した三笘薫が胸トラップからシュートまで運ぶ。しかし、足もとにうまく当てられず、GKがセーブ。
33分、ジョアン・シミッチの斜めのパスを受け取った大島僚太が、素早く三笘にパスを出す。三笘がエリア内でシュートを放つと、GKが外に弾いた。右コーナーキックを獲得した川崎は34分、大島がクロスを供給する。このクロスを谷口彰悟がニアで合わせると、最後は三笘が頭で押し込みゴール。川崎が先制に成功した。
さらに42分、レアンドロ・ダミアンとのワンツーでフリーになった大島は、エリア中央手前から右足を振り抜くと、このシュートがゴール左に突き刺さる。先発復帰の大島が追加点を決め、川崎が2-0でリードした。
後半に入ると、50分にスコアが動く。山根が右サイドを突破してゴール前に折り返すと、これをレアンドロ・ダミアンが右足で流し込み、川崎が3点目。56分には脇坂泰斗のスルーパスに抜け出した橘田健人がGKとの1対1を制して、川崎は4ゴール目を獲得した。
65分、ジェジエウがゴール前のダミアンを狙って浮き球のパスを出す。GKがボールを弾くと、橘田がこぼれ球を無人のゴールに流し込む。そのままゴールネットを揺らして川崎が5-0と大きくリード。70分にはこぼれ球に反応した橘田が再び得点を挙げてハットトリックを達成した。
82分、小塚和季が前線にスルーパスを通すと、三笘が胸トラップからボレーシュートまで運ぶ。このシュートはゴール右に決まり、川崎は2試合連続での7得点となった。試合終了間際の90+2分には脇坂泰斗が追加点を挙げた。
このまま試合終了。8-0で川崎がユナイテッド・シティに勝利して3連勝を飾った。
【スコア】
川崎フロンターレ 8-0 ユナイテッド・シティ
【得点者】
1-0 34分 三笘薫(川崎フロンターレ)
2-0 42分 大島僚太(川崎フロンターレ)
3-0 50分 レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)
4-0 56分 橘田健人(川崎フロンターレ)
5-0 65分 橘田健人(川崎フロンターレ)
6-0 70分 橘田健人(川崎フロンターレ)
7-0 82分 三笘薫(川崎フロンターレ)
8-0 90+2分 脇坂泰斗(川崎フロンターレ)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト