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AFCが発表、暴行の済州選手らに長期出場停止処分…浦和も罰金科される

2017.06.09

浦和対済州戦の試合終了後に乱闘が勃発した [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

 AFC(アジアサッカー連盟)は9日、5月31日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16・セカンドレグの浦和レッズ対済州ユナイテッド(韓国)戦で起きた騒動に対する処分を発表した。

 同試合では終盤に選手同士が揉み合う事態が起こり、試合に出場していなかった済州DFペク・ドンギュがベンチを飛び出し、騒動を収めようとしていた浦和MF阿部勇樹の顔面に肘打ちを食らわせた。また、試合後にもピッチ上で選手・スタッフが入り乱れた騒動が勃発するなど、プレー以外の面で大きな注目を集めることとなっていた。


 これを受け、「浦和からの済州の選手の行動を調査する要請を指示した」というAFCは、DFチョ・ヨンヒョンに6カ月間の出場停止と2万ドル(約220万円)の罰金、ペク・ドンギュには3カ月の出場停止と1万5000ドル(約165万円)の罰金をそれぞれ命じた。

 チョ・ヨンヒョンはこの試合の81分に2枚目のイエローカードで退場となっていたにもかかわらず、試合後のピッチで審判に詰め寄った行為が問題視されることとなった。なお、両者は処分期間中、アジア全域で行われる親善試合等を含めたすべての試合への出場が禁止される。

 また、DFクォン・ハンジンが2試合の出場停止(AFC主催試合)と1000ドル(約11万円)の罰金処分を科されたほか、済州には4万ドル(約440万円)の罰金処分が下った。そして、クラブ関係者が乱闘に加わったことにより、浦和にも2万ドル(約220万円)の罰金が科されている。

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