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「悔しさの中で感情的に」…浦和指揮官が乱闘騒ぎに言及「理解できる」

2017.06.01

済州戦で選手に指示を送るペトロヴィッチ監督 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

 浦和レッズは5月31日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16・セカンドレグで済州ユナイテッド(韓国)を延長戦の末に3-0で下し、2戦合計3-2でベスト8進出を決めた。

 試合は前半のうちに浦和が2点を奪って合計スコアでタイに戻すと、延長戦の114分に森脇良太が決勝ゴールをマーク。ファーストレグで0-2とビハインドを背負った浦和が、大逆転で8強へ駒を進めた。


 終盤には退場者が出る乱闘が起こった。3点目を奪って優位に立った浦和がCKで時間を稼ぐプレーを選択し、この流れから選手同士が揉み合う事態に発展。すると、試合には出場していなかった済州DFペク・ドンギュがベンチを飛び出し、騒動を収めようとしていた浦和MF阿部勇樹の顔面に肘打ちを食らわせた。ペク・ドンギュには当然、レッドカードが提示された。

 その後プレーが再開し、浦和が逃げ切ってタイムアップを迎えたが、怒りが収まらない様子の済州は終了後のピッチでも浦和の選手に激しく詰め寄り、再び乱闘が勃発。済州がさらに2人の退場者を出すなど、後味の悪い幕切れとなった。

 Jリーグ公式サイトは、試合後に浦和を率いるミハイロ・ペトロヴィッチ監督のコメントを掲載。

 騒動について問われた指揮官は「我々はアウェイの済州戦で、ホテルやバスの移動、練習場、そして試合の日の会場も含めて素晴らしい環境を与えてもらった。そのことに関して済州の方々に感謝している。我々はクラブとして、済州がこちらで試合をするにあたって、我々が受けたような環境を準備していたと思う」と、まずは互いにリスペクトをもったうえで試合に臨んだと話した。

 そして「今日のゲームは両チームが勝利を目指して戦う非常に素晴らしいゲームだったと思う。済州はホームで2-0で勝利した結果をもって、今日のゲームに99パーセント勝利することを信じていたと思うが、延長戦の末にわれわれが勝利する結果になった。済州の選手は若い選手も多いと思うが、そういう選手たちが悔しさの中で感情的になることは十分に理解できる」と、まさかの逆転を喫したことで感情のコントロールができなかったのではないかと述べ、済州の選手に理解を示した。

 そのうえで、「私は試合が終わった後で何かしらのしこりが残ることは好きではない。今後、済州と浦和がフレンドリーマッチのような試合をやることによって、良い関係を築いていけたらと思っている。スポーツで互いにぶつかり合うからこそ生まれる友情があるのではないかと思う。それがスポーツの良さであり、爽やかさだと思っている」と、関係修復の機会を設けるべきではないかと主張している。

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