2017.05.24

タイ大手紙、1G1Aの小林悠に高評価…川崎はムアントンに敵地で3発快勝

1979年、静岡県浜松市出身。出版社勤務後、日本語教師としてタイへ渡る。その後、タイをベースにフリーランスライターとして活動。サッカーをはじめとした東南アジアのスポーツを中心に取材、執筆を行っている。東南アジア情報サイトやサッカーメディアなどにタイを中心とした東南アジア関連の記事を寄稿している。

 23日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦のファーストレグが行われ、川崎フロンターレはアウェイでムアントン・ユナイテッド(タイ)に後半の逆転劇で3-1と勝利した。グループステージで鹿島アントラーズを下すなど快進撃を続けるタイ王者を相手に、アウェイゴール3発を決めての大きな先勝となった。

 試合は序盤からやや動きの鈍いムアントンに対し、川崎が圧倒的なポゼッションでゲームを支配する。だが、前半終了間際にムアントンがエースのティーラシン・デーンダーの今大会4点目となるゴールで先制。川崎にとっては嫌な展開となったが、後半に中村憲剛、小林悠、阿部浩之のゴールで力強く試合をひっくり返した。

「ウムが配球、ジェイが欺き、ムイが射抜く――」(「サイアム・スポーツ」)。ティーラトン・ブンマータンが入れたボールをチャナティップ・ソングラシンがスルーし、ティーラシンが決めた先制ゴールを、タイのメディアは3選手のニックネームを用いて興奮気味に速報で伝えたが、ムアントンは今大会でのホーム初黒星を喫する結果となった。

 タイの大手紙「サイアム・スポーツ」の採点では、後半から投入されて逆転の豪快なボレーを叩き込んだ小林が両チーム最高点の「7」。ムアントンではクリアミスが同点ゴールにつながった青山直晃に「5」が付けられるなど全体に低調な評価が並んだが、先制点のティーラシンといくつかの好機を演出したチャナティップにはチーム最高の「6」が与えられている。

 タイでは今年7月からの北海道コンサドーレ札幌への入団が発表されているチャナティップの、日本での評価に大きな関心が寄せられている。試合後の会見に出席した小林に対してチャナティップに関する質問が出され、「動きの俊敏性が素晴らしく、今日も手を焼いた。日本に来ても必ず成功する選手だと思う」という小林のコメントが紹介されている。

 ムアントンは過密日程で国内リーグ3連敗中の中、先週末の試合から中2日でスタメンは1人入れ替えたのみ。試合後、現地メディアに対してチャナティップも「みんな、疲れていた」と語っているが、コンディションがいい状態にないのは明らかだった。

 今週末にJリーグの日程が入っていない川崎は、30日のホームでのセカンドレグに万全の状態で臨む。アジアに旋風を巻き起こして来たタイ王者の快進撃に、きっちりと歯止めをかけたいところだ。

文=本多辰成
協力=アジアサッカー研究所

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