小林悠のPKでドローに持ち込んだ [写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグ2017グループGの第3節が行われ、広州恒大と川崎フロンターレが対戦した。
川崎は10日に行われた柏レイソル戦からスタメンを2名変更。出場停止の奈良竜樹に代わって、最終ラインには井川祐輔を起用。中盤には板倉滉が入った。
立ち上がり1分にパウリーニョが直接FKで狙うと、7分にはアランが切り返しからシュートを打つ。防戦一方の川崎は24分、阿部浩之がファーストシュートを放つが、相手GKに阻まれる。すると26分、リカルド・グラルのクロスに最後はアランにトゥキックで蹴り込まれ、川崎は先制点を許してしまう。その後も勢いに乗る広州の攻撃陣が川崎ゴールへと襲いかかるが、GKチョン・ソンリョンのセーブやクロスバーに助けられ、前半は1点のビハインドで折り返す。
後半に入り46分、大島僚太が遠目から積極的に狙うと、中村憲剛を中心に徐々に攻勢を強めていく。しかし、60分にアクシデント発生。競り合いの際に井川が右ひざを痛め、長谷川竜也との交代を余儀なくされる。71分には大島のパスに抜け出した小林悠が右足を振り抜くが、このシュートは惜しくもポストに嫌われた。すると後半アディショナルタイム、PKのチャンスを得ると、小林が落ち着いて決め、川崎が土壇場で追いつく。
試合は1-1で終了。後半に猛攻を仕掛けた川崎が終盤に追いつき、敵地で勝ち点1を獲得した。
第4節も同カードの対戦となっており、4月12日(水)に等々力陸上競技場で対戦する。
【得点者】
1-0 26分 アラン(広州)
1-1 90分+5分 小林悠(川崎)
By サッカーキング編集部
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