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G大阪、新スタでまたも勝てず…メルボルン相手に痛恨ドローで未勝利続く

2016.03.02

同点ゴールをアシストした宇佐美(中央) [写真]=CORACAO 齊藤友也

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループステージ第2節が2日に行われ、ガンバ大阪メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)が対戦した。

 昨季のACLでベスト4に入ったG大阪は、同天皇杯王者として2年連続8度目の参戦となった。初戦はKリーグ・クラシック2位の水原三星と対戦し、敵地でスコアレスドローに持ち込んだ。2月28日に行われた2016明治安田生命J1リーグ開幕節では鹿島アントラーズに0-1で敗戦。ホームでの初戦を飾ることはできなかった。この試合では鹿島戦から先発メンバー6名を入れ替え、負傷離脱したDF丹羽大輝の位置にはMF今野泰幸が入り、MF井手口陽介が中盤でMF遠藤保仁とコンビを組んだ。

 開始早々の3分、G大阪はミスから相手にチャンスを与えてしまう。バックパスを受けたGK東口順昭が滑ってしまい、相手のCKとなる。右CKからコスタ・バーバルーゼスがクロスを入れると、ニコラス・アンセルがヘディングで合わせる。一度はオ・ジェソクがブロックしたが、これをアンセルに押し込まれてしまい、アウェーのメルボルンが先制に成功する。

 先制点を奪われたG大阪。6分、倉田秋からエリア手前でパスを受けたパトリックがターンして左足シュートを放ったが、グラウンダーのシュートは枠の左に外れた。

 その後もメルボルンがチャンスを作る。29分、バーバルーゼスからパスを受けたオリヴァー・ボザニッチが左足シュートを放ったが、ここはGK東口がキャッチした。

 32分、宇佐美貴史が右サイドからクロスボールを供給する。これをパトリックが胸で収めたが、相手DFに防がれてしまう。セカンドボールを拾った井手口が右足でミドルシュートを放ったが、ここはGKダニー・ヴコヴィッチにセーブされてしまった。このまま0-1でメルボルンがリードしてハーフタイムを迎える。

 後半立ち上がりの54分、エリア手前でこぼれ球を拾ったパトリックが強烈な右足ミドルシュートを放ったが、GKヴコヴィッチがわずかに触れたボールはクロスバーに当ってしまった。

 G大阪に待望の得点が生まれたのは57分。左CKを獲得すると、ショートコーナーから宇佐美がファーサイドにクロスを入れる。サインプレーでフリーになっていた遠藤が丁寧に狙ってダイビングヘッドを決め、G大阪が同点に追いついた。遠藤のゴールは新スタジアムでの公式戦最初のゴールとなった。

 その後は互いに決定機まで持ち込めない時間が続く。メルボルンは62分にボザニッチを下げ、ラシド・マハジを投入。G大阪は75分に宇佐美を下げ、大森晃太郎をピッチに送り込んだ。

 ホームでなんとか勝ち越したいG大阪。81分、右サイドでFKを獲得すると、遠藤の右足クロスからパトリックがヘディングシュートを狙ったが、ここは惜しくもクロスバーの上に外れてしまった。

 続く89分、井手口が自陣から左サイドへ大きく展開。フリーで受けた大森がエリア内左から折り返しのボールを送ると、ゴール前のパトリックが右足で合わせたが、ここはGKヴコヴィッチに防がれてしまった。このままG大阪は勝ち越しゴールを奪うことができず、1-1のドローに終わった。これでG大阪はグループステージ2試合連続の引き分け。新スタジアムでの公式戦初勝利を挙げることはできなかった。

 3月15日に行われる第3節で、G大阪は上海上港(中国)と、メルボルンは水原三星(韓国)と対戦する。

【スコア】
ガンバ大阪 1-1 メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)

【得点者】
0-1 3分 ニコラス・アンセル(メルボルン・ビクトリー
1-1 57分 遠藤保仁(ガンバ大阪

By サッカーキング編集部

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